前ノリにありがとう

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仕事の前ノリって、のっぴきならない事情がない限りは、なかなか許されるもんじゃあない。
それが今回贅沢にも、叶えられた。
バブリーな頃は、いくつか繋がった本番のワンセットのシリーズ中に、東京に戻らずに温泉三昧、みたいなこともしょっちゅうだったのになあ。あ〜、でもあれは某有名大手広告会社Hさんのお仕事だったから特別だったのかなあ。またああいうの、ないかなあ(笑)。

何度も弾きにいってる松本は、お城も観光名所もお蕎麦も今までお預けだったから、今度こそ、って。
しかも連休。
しかも晴天。素晴らしく晴天。
臨時増便のあずさは軽快に山をめざしてまっしぐら。
座席は満員。
中央線て、新宿を出てからすぐにぐんぐん山に分け入って行く、あの感じが好きだ。
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ホームに降りたつと、さらっとまるでヨーロッパの秋のような空気。
東京以外で暮らすなら、絶対に北海道か信州がいい。または小岩井農場のあたり。
ホテルにさっさと荷物だけ置いて、すぐに町へ出る。
明治時代の名残の橋桁、町中にある手まりのマンホール、古い家並み。
ベッタベタな観光スポットも初めて来た。
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そうして、お蕎麦。
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よくわからないのだけど、信州のお蕎麦って細くて白くて短いですか?
個人的には黒っぽくて普通の長さのものを想像してたのですが、この日はいったお店はそうじゃなかったので、謎。
次回、また別のお店に行って謎を解いて来よう。

とにかくこの日一番の目的が気になって、ブラブラ歩きもほどほどにまっしぐらにお城を目指す。
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お蕎麦の謎に首をかしげながら、お城についたらそこで大々的に「そば祭り」やってた(笑)。
だめだ、もう食べられないよ。
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お蕎麦には目もくれずにずんずん歩いていくと、あった〜、お城が!
綺麗、綺麗!
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連休で特別に庭園は無料開放。お城は有料だったが、ちょうど私が着いたときは天守閣へ10分待ち。
ラーメン屋には絶対並ばないけど、お城なら並ぶ(笑)。
並んで待ってる間にパンフの解説を読み、目の前にそびえ立つお城の外観をじっくり観られて、かえってよかった。
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しかし、日本人のお行儀の良さにはしみじみ感心する。ちゃあんと大人しく並んで、だあれも文句も言わず横入りもしない(笑)。
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入場する上がりがまちのところから、もうすごい段差が急。お城っぽい実感。
みんな走るようにまっしぐらに上へ上へと階段をめざしていったが、私はゆっくり中を見たかったので、鉄砲を出して戦うための窓なんかからいちいち外を見下ろしたり、床のピカピカや、天井の組み方をのんびり見学。
外が明るくて緑に囲まれてるから、そのコントラストの光が美しい。
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「そこの者たち!世が世なら、皆ひとり残らずここから鉄砲で一網打尽じゃあ!」
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そんでもって、石もこっから落しちゃうのだ。
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修復の際に下ろされた、寄進者の名が刻まれた瓦や、地味なしゃちほこなんかも見られる。
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黒光りする床に、外の光がまぶしい。
すべりたい、うん、ここを向こうまですべってみたい。
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だんだん階段が急になってきた。
これはまだそうでもないほう。
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あらかじめ急だという話は聞いてたし、大体天守閣にのぼるとなったら勾配はあるだろうと思ってたので、もちろんジーンズに両手の空くリュックで出かけたが、中には小さいお子さんやお年寄り、ミニスカートに生足の女子なんかがいっぱいいて、皆さん苦労されてました。
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最初はそうでもなかったのが、2階3階とのぼってゆくと、非常な渋滞になってきた。みなウネウネと蛇行しながらソロソロと進んでいる。
これはじっと待つしかない。
そこで展示だよ。傍らには地元の方による銃、鉄砲のコレクションと解説が。
弾薬づくりは女性の仕事だったんだって。へぇ〜。
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ここは「天守三階」という、階と階の間の一層で、窓がないから外側からはここに1階分あるとはわからないようになっていて、敵の目を欺くっていう仕掛け。
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ここでも、待ってる間に隅々までじっくり見られてラッキー。
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やっと天守閣に着く。最後の階段はけっこうな傾斜だったですよ。スカートじゃホント無理無理。
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これは、天守閣の天井ど真中に祀られてる守り神「二十六夜神」。
なんかいいね、神聖な感じ。
東西南北、いろんな山や観光名所が見える。開智学校も見えるよ(ホントは行きたかったけど、時間が無かったので、今回はここから観た「つもり」)。
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御座所、なんかここだけ格調高い。さすがに君主の居場所だな。
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硯。
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花頭窓。
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「月見櫓」は改修中。ここは月見をするために窓がいくつも設けられた部屋。風流だあ。綺麗な状態で見たかったな。
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外へ出ると、あら、このお城にも「おもてなし隊」が!(笑)
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西日をいっぱいに浴びながらベンチで一休み、ここからどこへ行こうかと地図をみる。
そうだ、神社に行こう!
やっぱり神社、神社!
(つづく)
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by saskia1217 | 2013-10-18 01:14 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)