罪だ、罪だよ



心をえぐり、美しく楽しく愛すべきものは、尊い。
けど、かぎりなく罪深くもある。
目にしたものが、耳にしたものが、自分のモノであって自分のモノではない。
せっかくこんなに近くまできたのに、次の瞬間にはもう、ここから煙のように消え去ってしまうんじゃないかという不安。
その不安が「感動」という名前の涙になって出現するのかもしれない。
それが「儚い」ってことなのか。

このまま、部屋のドアを開けて、夜の街をどこまでも歩いていってしまいたい。
夜どおし歩いて、陽が昇って明るくなる頃になれば、きっと大丈夫な気がする。

こういう気持ちを、うまく処理する術を得ないまま大人になってしまったな。
だめだなあ、大人失格。
もう「生きる屍」を通り越してる。

テレビもラジオも、読書も違う。
なにかをなにかにぶつけないと、きっと立ち直れない。
こんなに何度も壊れるなんて、じつに不覚だ。

夏がそんな爪痕を残したまま、いつの間にか暦だけが秋。


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by saskia1217 | 2013-09-02 01:37 | コンドルズ | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


by saskia1217