今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!

by saskia1217

たくさんの偶然

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久しぶりに、友人と赤羽散歩。
八幡さまの屋根は本当にいつ見ても美しくて、見とれちゃう。
あの階段をのぼっても汗が吹き出さない、散歩にはとてもいい季節になった。
八幡さまは、鈴についてるブルーの紐がいつも印象的。
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赤羽台団地は着々と解体がすすんでいる。
その足場さえも美しい、プラスちょっとした悲しみ。
初めてここを散歩した灼熱の真夏日、アイスを買って憩った酒屋さんも閉店、動物のオブジェがいっぱいあった公園も重機が入ってまっさらの更地になっていた。
変わらないのは太い桜の並木だけ。
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おしゃれな高層マンションに建て替えられた団地を抜けて歩いていたら、まるで美術館のような一角に出会った。
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壊される前の団地についていたドアや配電盤、床やステンドグラス、古い曇りガラスの戸など、そんな「思い出の品」が埋め込まれた「メモリアルコーナー」が突然姿を現したのだ。
そして各マンションのロビー入り口には、昔の団地群の写真が大きなパネルで飾られている。
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今日の一番の目的だった「洋食いしだ」が、3の付く日(定休日)でもないのに行ってみたらなぜかお休み。がっくり。
私はどうもこのお店と相性が悪いらしく、目指して行くと必ず閉まっている(苦笑)。そういう運命なのか・・・
仕方ないからステーキ食べにフランス屋に。
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レモンステーキとビールを平らげて、また歩く。
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亀が池の弁天様に寄る。
ほんとの亀なのか、石でできた亀なのか、果たして岩なのかももはやわからない、この同化っぷり。
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秋の日はつるべ落とし。
帰ろうと駅へ向かう。
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夕焼けのなか、家々の間からチラッと見えた階段をどうしても昇りたくて回り道。
せまいせまい、人ひとり通れるだけの道が、丘の上に昇ったあともウネウネと続く。谷間の向こう側を見ると、今までいた団地あたりの高台がよく見える。
道には猫がところどころにいて、どの子もこっちを振り返りながら、あたかもどこかに連れて行ってくれるように時折後ろを振り返りながら先をゆく。
ぐるぐる回って「あ、お寺の屋根」、ここはどこだ?と思ったら、見慣れた静勝寺だった。
横の門から入り本堂へ。
嘘のように静寂の空間。
境内は綺麗に掃き清められ、夏の間大輪を咲かせていたであろう幾鉢もの蓮の株も、すっかり切り落とされて冬の準備に入っている。
小さな窓から覗くと、本堂奥にご本尊のお釈迦様と従者の普賢菩薩、文殊菩薩が見える。
(ちなみに同行の友人の守護仏は普賢菩薩、私のほうは文殊菩薩)。
お線香のいい香が急に流れてきてウットリしていると、ご住職だろうか、ひとりで入ってこられて読経が始まる。曹洞宗のお寺だが、今日きいたお経はめっちゃめちゃ速くて、木魚のリズムもすっごい小刻みビート。
そう、ちょうど16時のお勤めだったんだなあ。ほかの音が何もしない中、聞こえてくるお経。
数々の行き当たりばったりの偶然が織りなす、素敵なものとの出会い。
それだけでもう、いい一日が終わったのを感じる。

今度はまた、夕焼けを見に、川っぷちのお気に入りの場所まで行こう。
あ、あと「いしだ」も(笑)。
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by saskia1217 | 2012-10-23 01:17 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)