待ってたよ、そして待つよ

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今度の日曜日、耳の病気のためにライブ活動を休止しているエレカシ宮本さんが日比谷野音のステージに立つことに決めた、と早朝に知る。
バンドのライブをやるためではなく、ファンに直接思いを伝えるために。

この人はやっぱりミュージシャンだ。
歌係は歌を歌うことでしか本当には癒されない。
まわりの人たちの支えやファンの励ましはもちろん大きな力になるだろうけれど、本人の心はやっぱり音楽をやる、自分自身が歌うことによってしか取り戻すことができない。
歌うことで生きている実感が湧くのなら、元気になるのなら・・・。

人は本当の苦境に立たされた時、どう生きていくか。
なにを考え、決め、そして行動してゆくのか。
他の誰にでもなく、他ならぬこの自分に降り掛かってきたことに対して、どう処し、どう付き合ってゆくのか。
我が身を振り返って考えさせられる瞬間が何度かある。

今朝発表されたメッセージからは、言葉は少ないけれど発症から現在までのご本人の生の心が伝わってきた。
なお当日の「メッセージ」終了後、チケット払い戻しは予定通り行われるとのこと。

宮本さん、ありがとう。
そして、本当に本当に、お大事にしてください。

本当はこんなところに、自分のブログなんかに書くことではないのかもしれないのだけれど、あくまでも覚え書きのためにここに書き留めておきたかった。
明日からまたがんばるための自分の戒めとしても。

(宮本浩次さんのメッセージ全文・公式サイトより転載)

「ファンのみなさんへ

今回左耳の外リンパ瘻という病気で、全力で歌うことが出来なくなってしまい
東京と大阪の野音のコンサートを中止せざるを得なくなってしまいました。
コンサートを楽しみにしていてくれたみなさん
それからエレファントカシマシを応援してくれているみなさん
たくさん驚かせそして心配させてしまってごめんなさい。
実は術後一週間くらいは半ば茫然と過ごしていたのですが
主治医の先生から「この状況に慣れて歌ってなおしてゆくしかない」という類の励ましの言葉を貰って
十日ほど前から毎日アコースティックギターを使って自分のペースで歌うことを始めました。
すると確かに左耳はいつものようには聞こえないのですが
一方で歌に集中することで心が軽くなり同時に元気になっている自分を感じることも出来ました。
これはとてもうれしいことでした。
いつものエレファントカシマシのステージはもちろん出来ないのですが
日比谷野音のステージで少しだけど歌う事にしました。

ファンのみんなには勝手ばかり言って本当にすまないが
どうか俺を野音で少しだけ歌わせてくれ

十月十日 エレファントカシマシ 宮本浩次」

(写真は、一昨年夏の日比谷野音の空)
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by saskia1217 | 2012-10-10 18:33 | エレファントカシマシ | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


by saskia1217