空の樹にのぼった!

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世間一般的なことに関してはけっしてミーハーではない(と自分では思っている)ので、まさかこんなに早い時期に自分の足で出向くことになろうとは・・・。
運良く、たまたま思いがけずに入場券が手に入り、昨日、天空のかなたまで行ってきた。
こんな・・・トホホな天気だったけど(苦笑)。
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エレベータに乗り込む階の受付エントランス近くのロビーにあるオブジェ「スーパークラフトツリー」。
組子、竹細工、江戸切子など日本を代表する何種類もの伝統工芸で、スカイツリーの建築美である「そり」「むくり」「心柱」などを表現しているそう。
今はまだ入場が予約制なので自分の受付時間が来るまでこのロビーで並んで待っていなくてはならないのだが、このオブジェのおかげでその待ち時間も飽きることなく過ごすことができる。

ホテルのフロントを思わせるシックなチケットカウンターの後ろの壁にも、江戸の美が。
鳥は都鳥か?
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カウンターテーブルには各窓口に大きめの江戸切子がはめ込まれていて、チケットの受け渡しもそのキラキラの上で(!)
チケットを受け取りエレベーターに向かう通路の天井も美しい。
ブルーがシンボルカラーなのかな。至る所でブルーに出会う。
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いよいよ超高速エレベーターへ乗り込む。
4機あるエレベーターは「春夏秋冬」の4種で、内装もそれぞれテーマによって違っている。
行きは「秋」だった。
40人乗り、分速600m、第一展望台(展望デッキ)まで50秒。エレベーター内では現在位置が表示されるが、目がそのスピードには到底おっつかない。
速いっ、速いよ!
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お天気悪いのはわかってたけど、いざエレベーターのドアがバ〜ンと開いて、暗い箱から展望台の明るい窓のほうへ駆け寄ったときのあのガックリ感(苦笑)。
せめてタワーの真下くらいは見えるんじゃないかと想像してたんだけど、もう、見事にまっっっっしろで本当に何一つ見えないのだ。
「悪天候のため、スクリーン上映をしています」の表示と、その下でぽかーんと画面を見つめる満員のお客さん。
手すりにもたれて目の前の真っ白な窓を見ながら泣きそうになったが、仕方ない、荒天ということでもないし回復してくる予報だったから、少し待てばちょっとは見えるかも・・・とカフェで時間をつぶすことに。
スカイツリーソフト。
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まるい展望台をぐるっと回りながら時折窓に近寄ってみる。
お、お、お。
風が吹いたのか?
何かが、何かが、見えてきたよ!
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フロアに居た大勢の人たちが一斉に「お〜っ」とどよめくのが面白い。
皆思うことは一緒なのだ(笑)。その切実さ、必死さに我ながら苦笑い。

少しずつ、少しずつ、見える範囲が大きくなっていく。
ここよりもっと高い第二展望台(展望回廊)にのぼるためのチケット売り場とエレベーターが急に混んでくる。
焦るな、自分!(笑)
このフロアの中にも立派な骨組みが突き抜けているのがよく見える。
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今、東武電車で自分が通ってきた線路のあたり、足元がクリアになってくる。
アサヒビールと隅田川など浅草近辺。
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浅草寺、花やしき、浅草ビューホテルもクッキリ。
こないだ浅草寺の境内から見たスカイツリーの姿を逆に思い出しつつ見下ろす。
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大江戸博物館と両国国技館。
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隅田川と荒川。
千住、尾久のあたりか。
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30分もすると、足元はいっそうクッキリと視界がひらけてきた。
隅田公園と牛島神社も見える。
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ようし、この辺りで一丁上まで行ってくるか。
追加料金1000円を払って、今度は分速240mのエレベーターでさらに100mのぼって450m地点へ。
このエレベーターは上部奥だけがシースルー。見上げるとみるみる自分のほうにてっぺんが近づいてくる。あっという間だが。
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おお〜、ナイスタイミング。
100m違うと景色もグンと飛行機みたいになってくる。
ガラス窓越し、自分と同じ高さにヘリコプターが飛んでいる。
スゴイ。
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小名木川、北十間川、横十間川などのまっすぐの水路、太い荒川を跨いで蛇行する中川など、ブラタモリで見覚えのある多くの川や、たくさんの神社がよく見える。
ぐっと窓に近寄ってみると、さっきまで居た第一展望台が真下に見える。
ワクワクするねえ。
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遠く豊洲、お台場方面。
観覧車やレインボーブリッジは残念ながら確認できなかったけど。
(ゲートブリッジはかすかに見えました)
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丸の内、東京駅、かすかに東京タワー。
ここから東京タワーを見るというベタな夢も叶えられた。
子どもの頃、両親に連れられて東京タワーにのぼったことを思いながら(覚えてないのだが)、若い両親に連れられたたくさんの小さな子供たちを見やる。
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ぐるりと回っていると、人がたまっている場所に。
とうとう、最高到達点「ソラカラポイント」にやってきたらしい。
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神保町、御茶の水から後楽園あたり。
東京ドームは見つけやすい。医科歯科大の大きな建物もみえる。
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もっともっと向こう、目を荒川の先にのばしてゆくと、よく散歩にいった豊島、赤羽、川口のあたりが見えてくる。
川口のエルザタワー、首都高やたくさんの橋が見える。
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空を飛んでいるようだ・・・。
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帰りのエレベーターは「夏」。
内装は江戸切子を埋め込んだ美しい壁で、よ〜くみると「634」が読んでとれる。
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そして。
楽しみにしていた「ガラス張りの床」。
多くの人で混み合ってはいたものの(笑)なんとかその端っこに乗ってパチリ。
スリル的にはいまひとつだったので・・どうせならもっとグワ〜〜〜ンとおっきなガラス一枚にしてくれればいいのに・・・なんて思ったりして。
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幸運にも少しお天気は回復して、まあまあ景色が見られたからありがたかった。
快晴だったら本当に富士山やら自分の家やら見えたと思うと残念だけど、まあ良しとしよう。
一度下まで降りて、隣りのイーストタワーの最上階までお昼を食べに。
1階から見えるこの見事な骨組み。ひとつとして同じ角度で交わっていないという話をきいた。
私には計り知れない領域だけど、技術ってすごいなあ。
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イーストタワー31階の和食屋さんのテーブルから見た見事な風景。
ふつうだったらこれだけでウットリする高さと美しさ、贅沢さなのに、450mからくると大した感じがしないのがオカシイ(笑)。
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「国見」で頂いた「献上」という名の茶壺弁当。
江戸にちなんだものもたくさん入っている。天麩羅とお造りも美味しかった。
宮城・石巻のお酒「日高見」も最高に美味。
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目もお腹も満足して外に出ると、外はすっかり晴れてきている。
くぅ〜〜〜っ!
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「とうきょうスカイツリー」駅の屋根から、ツリーの名残を覗き見しつつお別れ。
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家に辿り着いてから、この日は「粋」のブルーカラーに点灯されたツリーを遠くに見ながら「さっきまであそこに居た不思議感」も満喫。

きっと、たぶん、もうタワーにのぼることはないような気がするけど・・・。
水族館、プラネタリウム、江戸趣味のお店なんかはまたみにきてもいいかな。
そういえば「ソラカラちゃん」も見かけなかったしな。
やっぱりまた来るかな(笑)。
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by saskia1217 | 2012-07-03 19:10 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


by saskia1217