新宿・昼下がり



新宿に行ってきた。
「レンタネコ」を観てきた。

萩上直子監督の作品は「かもめ食堂」「めがね」と続けて大好きだったから、観にいってみた。
「めがね」の次の「プール」はその前の2作と同じテンションと期待を抱えて観たら、じつはちょっとガッカリ気味だったものだから、今回はどうかな?って。
いま考えると、そのガッカリはたぶん、その2作がこちらの中で固まってしまって、同じようなものを期待してたのが原因かもな、と思う。

今回は出演者も大幅に違ってたけど、市川実日子さんや光石研さんなど結構好きな役者さんが出ていたから、しかも相変わらずノンビリ考えられそうな雰囲気の映画だったから、何も考えずにのほほんと行ってみた。

最初の半分くらいはずっと同じペースとリズムが繰り返されて出来ていて、それが途中からゆっくり少しずつ速度を速めていって、ちょっとした展開か、と思いきや、妙なハッピーエンドや根拠のないラブストーリーになってなくて、すごく安心した(笑)。
力を込めたり、スピードに任せたり、という映画じゃないけど、じっくりゆっくり、夏の夕日のように熱が込められているのが、最後のほうになってわかる。

お客さんは圧倒的に女性が多かったけど(平日昼間だし)、ネコ好きの人にはもう観るだけでたまらない映像ばっかりだったと思う。
私の後ろにいた女性グループからは、10秒に1回くらい「うっわぁ〜♡」「いやぁ♡」「かっっわいい」というため息が漏れてた(笑)。

昨日「THE BEE」を観た時に思ったことと同じなんだけど、「あ、この描写は○○を表しているんだな」「あ、次のセリフは絶対こう来る」という意識がまたちょっと邪魔で、自分に少し腹を立てつつ、ときどき少し声を出して笑いながら最後にはツルンと出て来られた・・・・
そんな映画だった。
ネコ好きな方、うるさくてチカチカした映画に疲れた方にはオススメ。

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映画の前に、鳥居に惹かれ、たぶん20年ぶりくらいに花園神社のなかへ。
お昼休みの境内には、近所のサラリーマンやOLさんがあちこちでランチを広げ、その間を外国人観光客が夢中で赤い鳥居を激写。
ゆったりと時間が流れる、都会の落とし穴。
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そしてその裏手、真昼のゴールデン街の一幅の絵のような空間は、吸い込まれてしまいそうな魔(魅)力が支配していた。
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by saskia1217 | 2012-05-21 21:54 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!
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