ココロをノックしてくれ

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「ココロをノックしてくれ」を聴いた。
今月30日にリリースされるエレカシのニューアルバム「MASTERPIECE」の中の1曲。

宮本さんは、先日でたばかりのシングル曲「約束」のあの声で、ちょうど「甘い夢さえ」や「東京の空」の抜け感を思い出させるような爽快なメロディーラインを歌っていた。
イントロから底に流れるドラムがかっこいい。ちょっと懐かしい入り方のコーラスも斬新。
Cメロで、まだいくか?と思わせる高音、相変わらず高いなあ〜!
その裏で微かに響くオルガンと、アコギが爽やか〜。
♪ココロをノックしてくれ♪のサビを聴いたとき、それに合わせてコンドルズがばっちり踊っている映像が浮かんだ。中央で踊る良平さんの振り付けの細部までもがリアルにイメージされて、自分で笑った。
このミドルなちょうどいいテンポのせいか?

最新のラジオのインタビューで宮本さんはまた「初めて買ったレコードはカラヤン&BPOのベートーヴェンの5番」の話をされてて、その流れで「クラシック、好きなんですよ、うん、好き好き!」って言ってらしたのがなんかちょっと・・・やっぱりなんかこう・・・なんというか・・・嬉しかったです、はい(笑)。
(シューベルトの「鱒」が好き、ってのは初めて聞いたなあ)
音楽体験の原点みたいな話で過去にもこの話は何度もされてたんだけど、そういう場面で宮本さんはいつもなんとな〜く恥ずかしげに言葉を濁したりしてることも多くて、う〜んあんまりそういうふうに思われたくないのかなあ、なんて感じることもあったので、こうやってストレートな発言をきくと正直とても・・・嬉しいや。

クラシックの音楽家のなかにも、たま〜に「エレカシ、好きですね〜」って人がいたりする・・まあ、ごくごく稀なんだけど(笑)。
そういう人に出会うと、やっぱりね、すっごく嬉しくなっちゃうのだ。

そして同じインタビューで話題になってた、シューベルトがベートーヴェンを本当に尊敬し憧れていて「自分が死んだらベートーヴェンの隣りに埋めてほしい」と願っていた話は、私も子どもの頃読んだ伝記のなかで特に心に深く残っていた逸話だったな。
留学で生まれて初めてヨーロッパに行ったとき、初めてのお休みを利用してフライブルクからはるばる出かけたウィーンでどうしても訪ねたかったのは、2人が眠る中央墓地。
墓地の入り口でお花を買い、その場所を訪ね当てて2つのお墓の前に立ったとき、自分でもおかしなくらい涙がポロポロ溢れてきちゃったことを今でも思い出す。
史実はどうであれ、子どもの頃植え付けられたイメージやその時感じた気持ちって、長いこと自分のなかで大事なものになっているんだなと思う。

「ココロをノックしてくれ」・・・。
大人になった自分のなかにまだ残っている力を、たぶんまだ掘り起こして揺り動かせる、ってそんな元気が出るような1曲。
自分で自分のココロをノックするのって、ホントはちょっぴり大変だけど。
それでも、なお!
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by saskia1217 | 2012-05-14 19:19 | エレファントカシマシ | Comments(0)

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