春が進んでゆく

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ほんの数日前、薄いピンクが支配していた空間を、もう薄緑がじわじわと侵略してきている。
初夏の準備。
桜の花が散って、街が黄緑から濃い緑に変わる一瞬が一番好きだ。
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枝いっぱいに咲いた桜が雪のように降ってくるのも気持ちいいけれど、絨毯のように散った花びらが風に煽られて舞い上がるのはもっといい。
まだ生きている、って感じが。
散ってからこその命。
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毎年楽しみにしている珍しい桜が開花したという情報を受け取ったので、見に行った。
「御衣黄」は薄緑→白→花の中央がピンクにと刻々と変わってゆくミラクルな桜。都内で数カ所だけ見ることが出来る。
ピンクの八重桜「福禄寿」もふくふくと咲き始めてた。出かかった葉のうす茶色が、どうしても桜餅や道明寺を巻いている塩漬けの葉を連想させていけない(笑)。
派手に見える八重桜は儚さが好きな日本人にとっては二番手かもしれなくて、昔は私もそれほど好きじゃなかったけど、この「ちょっと遅れてどっしり咲く」感じ、中身が詰まってる充実感が今は好きだな。

今日は少し時間に余裕がある日だったのに、大気が不安定で空がゴロゴロ鳴ってたので、いつにも増して妙に早足で歩いてしまった。
偶然にも赤信号に止められることもなかったので、なんだか無意識でずっとずっと同じリズムで歩き続けていたら、目的地のちょい手前の横断歩道で止まったときに呼吸困難になりかけた(苦笑)。
なんだったんだろう、あれは。
過呼吸なのか、単に早歩きしすぎて気持ち悪かっただけなのか。
ちょっと立ち止まってたらすぐ治ったけど。
なんでも、ペースとかバランスとかが大事(笑)。
答えや行き先のことだけしか考えてないと、破綻するね。
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ウキウキする花や、優しい花や、泣きそうな花や・・
あたたかく人の手がかけられたもの、人に知れずとも一面に咲き誇ったもの。
どちらもどこからかいっぱいの愛をもらって、春がどんどん進んでゆく。

「大丈夫、みんなちゃんと咲いてるから」
いつかのコンサートで、宮本さんがそう言ってくれてたなぁ
・・・なんてことを、にわか雨の下で思い出していた。
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by saskia1217 | 2012-04-18 01:45 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!
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