A線上のアリア☆チェンバロ奏者 廣澤麻美 公式ブログ  Asami Hirosawas Blog


今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!
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充実の9時間〜GO! FES in 幕張〜

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雨があがった。初めて幕張に行った。
春のロックフェス「GO! FES」。
昨年は震災直後の停電などの影響で中止になったこのイベント、1年経ってその時のことを思い出しつつの開催となった。

2日間開催の2日目。
開演は12時。
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エレカシが聴きたくてチケットを買ったけど、もちろんそれだけ聴いたんじゃつまんない。
せっかくの楽しい一日、いろいろ聴いてみようって。
特に好きなアーティストがいたわけじゃないけど、1〜2曲は知ってるとか、名前知ってるとか(笑)そんな感じでゆる〜く。
結果、図らずもものすごい充実した一日になったなあ。
音の胃袋が満腹って感じ。

トップバッターの高橋優さんが始まったときには、会場はまだそんなに人が多くなく、とてもリラックスした空気で今日がオープン。
実は屋内フェスって初めてだったのだけど、これだけ広いと(特に横幅)前方も激しく混まないし、ステージが高く設営されてたから後ろからバッチリいい眺めで見ることもできる。
フェスに行くっていうとどうしても、ちゃんと見えて音もいい場所にいけるかな〜とか、でもあんまり前々から場所確保するのもマナーに反するし、でもどのアーティストも真剣に聴くんだからいいよねとか(笑)、でもモッシュにあって死ぬ思いしたくないなとか、そういう些細なことが結構ストレスになるのだ。
その点、このフェスは食事スペースも余裕ありすぎるくらい十分で、おまけにステージ部分ときっかり区切られてるから混乱が無い。手荷物預かりも外で大きいし、トイレの数も十分。
小さめのフェスだから動員数の点で有利なのかもしれないけど、これだったら本当にど〜でもいいストレス無しにゆったり楽しめてすごくいい。
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高橋優さん、最近テレビで見ることも多かったし、今日やった中でもさすがに私も「卒業」と「福笑い」だけは知ってた。
とにかく「一生懸命」な印象。
歌詞の内容、方向がちょっとさだまさしを彷彿とさせる。平成のさだまさしか・・・?!
使う言葉や「言葉をいっぱい詰め込みたい感」が似てる気がした。
声そのものは少しザラつきのある質感なんだけど、安定して歌えるから安心して聴ける。若くて元気がよくて、いい声。昨夜、広島でライブだったそうだが、この元気に若さを感じる(笑)。
歌ってる声とMCで話してる時の声の色やトーンがあまり変わらないから、その「メッセージ性」がいつも前面に押し出される感じ。
聴く人によってはそれが「多すぎる」って場合もあるだろうけど、今日ライブで聴いていたら、テレビで歌ってる時と比べてそれがプラスになってる気がした。嫌味にならないというか。

DOESは、その声をききながら隣りでお昼ごはん食べてました、スミマセン。そんなに若くない感じのバンドだったんですね。
塩豚丼とビール。色がヘンなのは、食事スペースの照明もピンクと白が交互に点灯してたから(笑)。
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チャットモンチーは、2人で頑張ってた。
女性シンガーに好きなアーティストが何故かほとんど居ない私、その理由のひとつはたぶん声質なんだと思うが、彼女も個人的にはあまり長時間きいていられないタイプの声。もちろんすごくよく歌ってるのだけど。ただ初めて聴いた人には歌詞がよく伝わらなかったのはちょっと残念かな。
キーボード連弾から始まって、ボーカルのみが歌へ移動。連弾するとき、低音部を担当するキーボーディスト(?)に比べてボーカルの彼女のタッチが一定して強かったのが、かえってトイピアノみたいでよかったかも。
イントロを録音しながら重ねてゆく方法を何度も使っていたね。
たった2人でそれぞれが複数の楽器を操りながら工夫して音をつくっていたのはすごいと思ったけど、でもプラグドの音楽はマシンをうまくつかって多重に音が作れるからその強みはあるよね。
アンプラグドだとなかなかそれは無理だから。たとえばピアノトリオから誰か一人脱退しちゃったらもうそのグループはメンバー補充しないかぎりまったく機能しない。
メンバー紹介はいかにも女の子らしい一幕で、そういうステージに慣れてない私には、見ているこっちのほうがちょっと恥ずかしくなっちゃうくらいの可愛さ(笑)。

SHAKALABBITSは、これもスミマセン、おやつ休憩で聴きながらいちごフロート食べてた。
でもボーカルの女性は何を歌ってるのか(ステージみないで音楽だけきいてると)やっぱりよくわからなかったなあ。
抹茶フロートといちごミルクフロート。いずれも白玉入りの濃厚フロート。いちごの方は果肉がいっぱい!甘過ぎなくて美味しかった。
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次のステージは吉井和哉さん。この辺りから少しお客さんが多くなってくる。
吉井さんは特にお目当てでもなく期待もしていなかったので、音が始まってからのんびり後ろのほうからノコノコ覗きにいったのだが。
歌、うまい・・・・。
で、見せ方もさすがにうまい。
昨年夏にアラバキできいたときは、歌もステージそのものもそれほど印象に残らなかったんだけど(すっごい前方で吉井ファンにもみくちゃにされながらきいたのに)、今日のはちょっと心に残ったな。ものすごい安定感、ブレのないステージ。
何より、バンド全体のサウンドがものすごく充実してて重厚。音楽を、歌をきいているという実感がある。
歌詞もよく聞こえてきて、その結構面白い感じに吃驚。こんな曲作ってたんだ・・・。
曲そのものの出来方、スピードのある曲でもビートの取り方、歌詞の乗せ方がせわしなくないので(そこがたぶん昭和なのかな)私にはとてもすんなり入ってくる。
心地よいって言っていいかな。

POLYSICSは、たぶん普段きいてる音楽とはかなりジャンルが違うんだろうなと思いつつ、少し前方の端辺り、スペースがあるところで最初お客さん気分で聴いていたのだけど、音をきくとやっぱり身体が動いてきて、だんだんノリノリになってきて、結局ずっと踊ってたね(笑)。
かけ声とか振りとか言われるままにやってたらけっこう楽しくてね。
でもたぶん、あのサウンドは2時間きくのは私には無理だな(苦笑)。
あのピコピコはいわゆるテクノの流れなんだろうけど、私世代が想像するイエローマジックとかのオシャレ感とは違って、もっとはっちゃけてる。ダンスミュージックといってもいいのか?
例えばだけど、the telefonesなんかで感じるのと同じような楽しさなんだろうね。踊ってる人いっぱい。
ドラムがうまかった。

そしてエレカシ。
ここまでで結構楽しんでしまったから(前のPOLYSICSでノリすぎて気づいたら汗だく)、却って邪念もなく(笑)落ち着いてエレカシの時間を迎えることができてよかったかも。
全9(実質8)曲、40分のステージ。
SCの時に結構曲目がバレバレだったりして(苦笑)。
今日はヒラマさんを加えた5人で。
メンバーが登場してきたとき、宮本さんがものすごくゆっくり歩いてきて、おまけにちょっと顔色が冴えないみたいに見えたので「な〜んか具合でも悪いのかな」なんてちょっぴり思ったのだったが。ステージなのにものすごい厚着してたし・・・。
「sky is blue」で始まる。この時声は出てたんだけど、なんとなく空気がまとまらない感じだったのか、歌詞が少しウロウロしていて。
「悲しみの果て」くらいからちょっと声が擦れ気味かな〜と思ったけど、歌いあげるところは気持ち良さそう。この曲やるとやっぱりお客さんがすごく喜んで、みんなの気持ちの流れが一斉にステージに向かうのがわかる。思えば昨年からずっと、この曲をいろんな思いで聴いてきたなあ。
「新曲、といっても古い新曲」とMCで「ワインディングロード」「東京からまんまで宇宙」を。「ワインディングロード」やっぱり好きだなあ。イントロでミッキーがアコギ弾いてるとき、宮本さんが歌う言葉がちょっと途切れそうになって「続けて続けて」みたいにジェスチャーがあってちょっとドキッとしましたが。このあたりからかなり声が辛そうにきこえてきた。
「俺たちの明日」もなんか久しぶりな気が。フェスの定番曲。やっぱりみんな盛り上がる。高音ちょっと残念だったなあ。
「朝」に突入、雀ちゃんのチュンチュンがいつもより長かった気がしたのだけど、その間ずっといろんなうなり声が続いてて「まだか?まだなのか?」と思ってました。いつものとおり赤と緑の照明に彩られた「悪魔メフィスト」はこういう大きいステージでやるとやっぱりいいね。聴けてよかったけど、これはやっぱりコーラスが無いと残念。あの重なり具合(言葉も)の量感がいいのになあ。
「ガストロンジャー」、いつものように上手下手ギリギリまで来て歌ってくれた。私は上手にいたのだけど、お客さんの男性陣かな、とある方向をかなり具体的にガンとばして迫力あった。
今日は『キリスト教の聖書』の前に『近所のおばさん』が登場したのが、初聴きパターンでした。
そして「今宵の月のように」これも久々。爽やかに、みんなに支えられてアクト終了。

新曲はおあずけ(苦笑)。フェスの定番曲に前回の新曲、というところかな。
そうそう、今日は全ての曲で(メフィストのリズムパターンも)テンポがいつもよりだいぶ遅めで、たっぷり演奏しようという空気を感じた。大きな会場にはそのほうが響きが届く感じがしていい。
う〜ん。
宮本さんも努めて元気に張り切ってるみたいだったし、プログラムも楽しかったんだけど、今日は特に高音が・・・かなり辛そうで、今まで聴いた中で一番苦しそうだったかも。
それが残念・・・というか、残念を通り越してちょっと心配なレベル。素人のおせっかいで恐縮ですが。まあ、あくまでも私個人の感想なので、全体的にどう聴こえてたのかわからないのだけど。私がいたのはホール中程の上手寄りだったのだが、中央や前方だと聴こえ方も違ったのかもしれない。
もしかしたら体調崩してらしたのかもしれないし。
新曲披露もふくめ、ツァーに期待します!
頼むぜ〜!
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やっぱりここまで気が張ってたせいか、一気に空腹を感じ夕食&ビールタイム。
ラスト、大トリはKREVA。
大好きなラーメンズの小林賢太郎さん繋がりでKREVAはもともと嫌いじゃなかったけど、曲もよく知らないしライブも初めてだったから期待せずに後ろで聴くことに。
以前から、テレビなんかで知った彼の創作方法にはとても感銘を受けていたので、「ラッパー」として私が個人的に認める(笑・・全てきちんと韻踏んでないのはラップと思えません)唯一のアーティストとしてすごいなあとは思ってたのだけど。
いや~。
やっぱりライブで聴くとすごい。
立て続けに長時間あの緻密に構築された言葉の洪水を完璧に歌い、話し、しかも噛まない。あたりまえなんだろうけど、あらためてすごいと思う。
完成度がすごい。演出も含め、ひとつのステージとしての楽しさが完璧。
ちゃんと歌うといい声だしなあ(笑)。
「国民的行事」が始まって何故これを知ってたのかなとよ〜く考えたら、賢太郎さんがPVに出てたからだった・・・は〜、遠い記憶。「Have a nice day!」はたまたまシングルを持っていて聞き覚えがあったからちょっと嬉しかった。ここ3〜4年は殆ど全くといっていいくらいエレカシ以外の音楽、聴いてなかったからな(笑)。
ものすごくハッピーなステージ。これもずっと踊ってた。
あの全員が手を上下に振り下ろす仕草って、じつは気持ち悪いってずっと思ってたんだけど(笑)、結局自分もやってたもんね。
鳴り止まぬ拍手に、アンコールに女性ボーカリストが出てきて一緒に1曲。
「震災に対してのメッセージ」の歌だったそうだけど、言葉が全てリズムにのってるせいか、すんなりした飾らない歌詞のせいなのか、彼らの歌い方やステージングのせいなのか、その「メッセージ性」が押し付けがましさや嫌味がまったくなくてとても爽やかだったな。こっちが反論しようもないほど。
じつに気持ちのいいラストアクトだった。

そんなわけで、ほぼエレカシを聴きにいって、吉井さんとKREVAに感銘を受けて帰ってきた。
すごく楽しく、いろんなアーティストにいろんなことを教えてもらった一日。
「いい/わるい」じゃなくって、結局は「すき/きらい」なんだよね。
でもそれでいいと思ってる。
それが音楽とか、例えばときに「芸術」とかって呼ばれてるものなんだよね、たぶん。

吉井さんは上手いと思ったしとても魅力的だったけど「好き」っていうのとはちょっと違う。
エレカシは「好き」なんだ、どうしたって。
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by saskia1217 | 2012-03-19 03:32 | エレファントカシマシ | Comments(0)
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