着せ替え

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昨日、今日と新日本フィルの第九公演・・・の最初にやるバッハ「管弦楽組曲第3番」の本番が無事終了。
昨日はサントリー、今日はトリフォニー、そして使った楽器も違うので、弾いてる感じも響きもまた違って面白かった。

現代日本のモダンのオケでチェンバロが使われる場合、特にそれがバロックや前古典派だったりするとき、大抵はその日のプログラムの最初の曲、または前半のどこかで、ということが多い。大きな編成の長い交響曲など「メイン」が後半に来ることが定番だからだ。
稀に現代曲のメインプログラムに使われることもあるけど、割合としてはあまり多くない。
そして今回のような年末恒例の「第九」では、その前に何かしらバッハやヴィヴァルディなどのバロックのものがプログラミングされることはよくある。

そんなわけで、リハも本番もチェンバリストは最初だけでお役御免になることが多い。
言ってみれば「弾き逃げ」なので(苦笑)、多少申し訳ないような、でもその後別の仕事があったりすると助かったりもして、結構複雑な気分だ。
でも、きいた話では今回の「第九」では客席で涙するお客様も少なからずいらしたそうで、今年という特別な年の暮れ、「人間というもの」の根本を歌うこの曲の歌詞と音が、人々の心にあらためて格別の何かをもたらしたのも頷ける気がする。

写真はさっき急いで見直した、ヘンデル「メサイア」の姿(笑)。
明日は横須賀でメサイア本番。
この曲は特にクリスマスを歌ったものではないのだが、日本ではこの時期に演奏されることが多く、私も今年はこれで3回目。
ただこの曲、オリジナルだけでもいくつかのヴァージョンや、その他にも色々なアレンジがあって、演奏現場ごとに使うヴァージョンも違えば、当然ながら指揮者によって音楽的な要求も違う。
私が学生時代から使っているこのスコアも、中身はもう何が何だかわからないくらい何種類もの書き込みで埋まってしまって、最近はもうその度にこのポストイット作戦で書き込みをしてきた。

明日はまた、前回とは全く違うので、先日の分を全部剥がした残骸がこの有様。
ひとつの本番が終わると、こうやって着せ替えしなきゃならない。
こうやってみると結構面白い光景だな。
明日のGPにはまた、ポストイットを幾束か持って臨む。
さて、今度は何色にしようかなあ。
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by saskia1217 | 2011-12-18 22:58 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)


今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!


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