オケ注入

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セルリアンタワー能楽堂オペラ、本日より全員会場入り。
オケも今日から参加。賑やかになって嬉しい。
何より、自分のパートだけ弾けるのが嬉しい(笑)。その分、右手をどう即興するかに、やっと心を注ぐことができるので、想像力が膨らんで楽しい。
鍵盤の役割のひたすら面白いところ。

最新号の「キーボードマガジン」に、エレカシ宮本さんとキーボーディスト蔦谷好位置さんの対談が載ってて興味深く読んだが、お互いのポジションに対するコメントが特に共感できて面白かった。
キーボーディストから見たヴォーカリスト、そしてその逆。
宮本さんにとってのキーボーディストは「知的」というイメージがあり「鍵盤を通して音楽をする人たちには自分たち(ヴォーカリストやギタリスト)には無いものがある」そうだ(正確には覚えてないのですがそういう内容)。
いろんな人と共同作業することの面白さは結局はそこだよね。
同じ音楽を同時に鳴らしているけど、音楽への対峙の仕方、捉え方がそれぞれ違うから(解釈、ではなく)楽しい、ということを久しぶりの小編成アンサンブルをやって、今日あらためて思った。
そして今回はそれに加えて、狂言師、能楽師、能管奏者という、おそらく明らかにその「捉え方」が異なる方々と一緒に作品を作っている。
一緒にやることに慣れたメンバーに対しても同じだけれど、相手がその場面でどう感じているか、何を理想としているのか、そしてどう伝えたら相手も自分もいい結果が出せるのだろう、という当たり前の作業は、楽しいと同時にエネルギーも要る。
ツーカーであればあるほど、本当にそれでいいのか、という「自分の胸に手をあてる」瞬間も多い。

休憩時間、憧れの能楽堂の裏をウロウロ。
一度覗いてみたかった「切り戸口」から舞台と客席を眺めてみた。
いいなあ、こんなふうに見えるのかあ。
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橋懸かりに出てゆく境目の揚幕。
ここから先は足袋を履かないと入る事が出来ない。
この手前の空間「鏡の間」は、お能においてお面を着けてその役柄の魂を己に入れる神聖な空間だと教わったことがある。
なんだか、立っているだけでドキドキする。
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明日もまた、リハは続く。
少しずつ、少しずつ、形と音が姿を現してゆく。
その完成形を、是非ご覧下さい!
(各公演、S席は残り少なくなっております。どうぞお早めにお求めください!)
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by saskia1217 | 2011-06-13 23:43 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)