A線上のアリア☆チェンバロ奏者 廣澤麻美 公式ブログ  Asami Hirosawas Blog


今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!
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幸せと言えば言える俺たちの憂鬱を〜エレカシ「悪魔のささやき」ツァー in 戸田〜

「埼玉はね、友達ですから・・・・・・・・東京の」

・・・と、総合司会者兼ボーカルのMCにあった(笑)その埼玉の戸田で聴いてきた。

エレファントカシマシ「悪魔のささやき〜そして、心に火を灯す旅〜」全国ツァー、折り返し地点。
前半のライブハウス巡りが終わり、ここからはホール公演となる。
ライブハウスとは何かしら違えるよ、という話だったので、楽しみにしていた。

戸田市文化会館て、あんなに横長だったっけなあ、なんか昔弾いた時の記憶と違ってた。
1階席の傾斜がけっこうあるので、後ろから2列目だったのにものすごく眺めがいい。

最初の「moonlight magic」が始まったとき、ちょっと宮本さんの声が疲れてる印象があったのだけど、2〜3曲目にはもう潤ってて、最後までずうっとものすごくいい声だったから嬉しかった。
キーボードはSunnyさん、ギターアシストはいつものようにヒラマミキオさん。
本プロ18曲、アンコール5曲、ダブルアンコール1曲。
シャウトや高音へ歌い上げるアドリブが多くて、でも高音も気持ちよく伸びてて、よかったなあ。
全てを丁寧に演奏してた印象。
ホール初日というテンションの高さやいい感じの緊張感がステージにあったように感じた。お客さんもそんな感じ。いい意味でフワフワしてるというか。
終わり頃に「ホールはホールの良さがありますね〜・・もちろんライブハウスもいいんだけど・・」としみじみMC。そうですね、そう思います。
歌詞が飛んだり、仕切り直したりっていうのもあったけど、気持ちじゃなくて身体の内線(?)がちょっと疲れてるのかな〜なんて思ったり。
聞き慣れたアルバム収録曲のイントロやエンディングのアレンジも、新しいものに工夫してあって、複数のギターの掛け合いや、おもしろいコードで歌の入りに持ってくのとか、楽しかった。
いや〜、でもあんなにタイトなスケジュールの中、限られた時間内のリハでそういうものを構築してくのって、プロだから難なく手際よくやってるのだろうとは思いつつ、やっぱりスゴイなあって思う。

「脱コミュニケーション」のイントロのギターソロのエコーが今回はまた一段と強くかかってたり、「赤き空よ!」のボーカルマイクのレベルが半端無く大きかったりするのも「おおお!すごいバランス!」と驚きつつもまた楽しかったし。「赤き空よ!」では曲が終わって一旦後ろに下がった後すぐに前に出て、宮本さんが一人で弾き語りで最初の一節をまるまる歌ってくれた。とっても嬉しかった。
個人的にすっごく好きな「歩く男」のイントロが今までに聴いたことのないくらい、ものすっっっごく速くて(笑)、もしや違う曲なのかと疑うほど。それでもそのテンポでやりきっちゃってたのにも、よくあることながら気持ちいい吃驚。

トミのドラムがすごく光ってた。
パワフルなのは一段とパワーアップしてたんだけど、こう、より締まってるというか、音質もリズムもきりっとしてて重みもあって。
何の曲が忘れちゃったのだが(「九月の雨」だったか「歩く男」だったか・・)エンディングでドラムだけになってritするのが、会場中水をうったようになって素晴らしかった。
「九月の雨」は「チャレンジです」と言いながら、かなり丁寧に、そして振り絞るように歌った宮本さん。唱歌か童謡のように歌詞のフレーズ最後まではっきり発音してたのにちょっと驚く。それも初めて聴いた気がする。
「旅」のエンディングのミッキーのギターソロもかっこよかった。大げさなアクションがないのに、音そのものがすごく色っぽいギターなのですよね。

聞き覚えのある大好きなイントロが始まって「うわ〜、これはもしかしてあれか?」と思ったら、ほんと〜に聴きたかった「暑中見舞〜憂鬱な午後〜」。
大好きなのにライブで聴いたことなかったからね。
(2009年のZepp東京では、私が行かなかった方の日にやったんでした)
ひとしきり(1節くらい?)歌ってから急に「はい、以上〜!」って・・・え〜っ?!
自由だな〜(笑)。
「はい、じゃあ今度は普通に」・・・って、イントロで一体何を試してたんだろ?
「すいませんねえ、公開リハしちゃって」(爆)
ラストまで気持ちよく流れて、最後の♪ダダダダダダダダ♪を思わず一緒に口ずさんでしまったよ。
♪幸せと言えば言えちまう♪
♪俺の両腕いまだ勝利無く/されどこれという敗北も無く♪
♪豊かな国の流浪の民よ♪
に、今一段と痛みを感じる。

いつもの青と赤のライトを浴びての「珍奇男」。
♪わたくしを〜みたなら、お金を、お金を、お金を、お金を・・・・♪
や〜、針の飛んだLPかっっ!
って思うくらい、いやというほど「お金を」をリピートしてて、それがハンパない回数続いてたのが圧巻。人間、やってるほうも聴いてるほうも、生理的に我慢できなくなる繰り返しの回数ってのがあると思うんだけど、それをサラッと平気で跨いじゃうところが天才かも。
やろうと思うと実は結構勇気がいることなんだけど、きっとそんなこと意識せずに本能でやっているのだろうなあ。
ある回数越えてくると、不快感ギリギリまでズタズタと踏み込む(まれる)感が湧いてきて、それがちょっとベートーヴェンのしつこさを彷彿とさせたんだけど(笑)。
そういえば、どの曲か忘れたけど、まさにベートーヴェンばりにエンディングがなかなか終わらなかったのがあって(「ゴッドファーザー」だったかな?)そのこれでもかこれでもか、がすっごい快感だった。
あ、「珍奇男」2番あたまで宮本さんが突然客席中央あたりを指差しながら♪机さん、机さん♪と歌ってたのが、なんだかとっても可笑しくて笑っちゃった。
机さん、って呼びかけられても・・・
スミマセン。

ものすごく久しぶりだったらしい「遠い浜辺」は、イントロの宮本さんと石くん2人のギターがものすごく素敵でうっとり聴いていたんだけど、その直後の歌いだしで歌詞がのらず「やめやめやめ〜っ!あ"〜〜〜、すみません!」と中断して宮本さんが超凹みまくり。
お客さんが長い拍手と歓声でフォローする中(笑)「ホント、プロにあるまじき・・」と客席やメンバーに平謝りしてまわり「もう一回やりますっ、『遠い浜辺』」って、仕切り直し。
しかも2度目のイントロのギターの宮本さんパートは、違うフレーズのアドリブ。2種類聴けて得した気分。
結果、いい演奏。

「明日への記憶」ではバックのカーテンがスルスルと上がってスクリーンがむき出しになり、青いバックに変わる。その後、メンバーがシルエットになったりして、照明演出がとても綺麗だった。
後半のセリフがズレてたのはわざとだと確信して聴いていたのだけど、途中で軽く仕切り直してたのはやっぱり不本意だったのかなあ。あれはあれでいいな〜と呑気に思ってた私。
弾き語り「夜の道」も相変わらずよ〜く聴かせてて、客席は微動だにせず。

Sunnyさんのキーボード、私はとっても好きなのだけど、このプログラムの中でやっぱりコーラスがしっかり入った方が好きかなあ、というものがいくつかあったのがちょっと残念だったかな。
「歩く男」の最後、宮本さんが高音で「いつかキミと歩いた公園」とか「ブランコが揺れて」(←このセリフ好きなので、今回あって嬉しかった!)って叫んでるとこには同時に「そんなのは俺じゃない」「俺を見てくれよ」がどうしても欲しい。
「悪魔メフィスト」のコーラスもやっぱり欲しいよね。
もちろん、音源が全てじゃないし、音源が完成してるもの、でもないし、ライブはライブでいいと思うんだけど、でもせっかく宮本さんの中から生まれ出た膨大な量の言葉の中から選び抜かれて出来上がっていった歌詞がそこで鳴らないのは、やっぱり勿体ないし残念な気がする。
ちょっとだけね。

アンコールはいつもよりすんなり出てきてくれた。
客席中央あたりを指して「その辺にいる男の人たちに歌ってあげます」とのMCで「地元のダンナ」。
そして珍しい「ココロのままに」。『愛と夢』私はとても好きなアルバムなんだけれど、なんでもっとやってくれないのかなあ。というか、なんでファンの間であんまり人気ないんだろ?謎。
そして「え〜と、ここは埼玉なので・・・」と「武蔵野」。「埼玉は東京の友達」のフレーズはこの曲の前フリのMCだったんだけど・・いいなあ、なにかのキャッチフレーズみたいだ。東京を愛してる、でも埼玉にも昔から近いところに心がいつもあって、という親しみが伝わってくる。そのあたり一帯が「武蔵野」というひとつの土地という一体感がね。私が「武蔵野」に抱くイメージはやっぱり原っぱと川と雑木林かな。草と林の匂い。それがすべて音になってるこの名曲。草と土の匂いがしてくるんだよね。

「FLYER」と「ファイティングマン」でいつものように客席がおおいに盛り上がったあと(ファイティングマンはやっぱり後ろから見てるのが圧巻でいいね)、ダブルアンコールで唐突に成ちゃんに合図して始まった「待つ男」。この日の「タメ」も絶妙。

「moonlight magic」「暑中見舞」「歩く男」「赤き空よ」「夜の道」「武蔵野」・・・
どれもこれもありがたくて嬉しくて綺麗で素敵で。
毎回、誉めすぎですか?(笑)

何があっても、何が起こっても許しちゃうっていうのは、考え様によっては「ファンの甘やかし」(by 渋谷陽一氏)なのかもしれないけど、でもファンってそういうもんじゃない(笑)?
それ以前に私は、彼らのステージを何度聴いても、何度見ても、やっぱり魅了されるし、ガッカリさせられたことはまだ一回もないから。
そして何十年もそうやって人の心をわしづかみにし続けることが出来るって、スゴイことだよね。
向こうが離してくれないんだから、仕方ないよ!(笑)

ありがとう、エレカシ。
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by saskia1217 | 2011-05-12 02:35 | エレファントカシマシ | Comments(0)
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