パンダ以外

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学生時代を含め、なんだかんだと結局20年以上通い続けている上野にも、やっぱり「うっかりスポット」がある。
時々授業に出ないで散歩に行ってた東照宮、弁天様、大仏、五条天神様、正岡子規記念野球場・・

・・なのだけど、都内の遺跡地図を見ていて「はっ、こんなところに!」と思って昨日行ってみたのは「摺鉢山古墳」。
なんだ〜、ここかあ。
ただの小高い丘だと思ってました。
ちゃんと説明書きもたっているのにね。
なぜだ、ここだけスッポリと私の上野人生から抜け落ちていたのは(笑)!
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登ってみた。
ベンチがいくつかある休憩所になってた。
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古墳だと知らなきゃ、登ってみてもさして何のこともないただの丘。
登りもしないかも。
上野台地にもじつはいっぱい遺跡があって、ここはそのなかで唯一残ってる墳丘だそうだ。
この付近は小さな古墳がたくさん集まった古墳群だったらしく、いまの国立博物館や都美術館、文化会館の敷地内にも小さな円墳があったらしい。
摺鉢山は前方後円墳といわれていて、現存の長さは70mだからまあ大きいほうなのかな。
資料が少なくて正確なところは謎らしいけど、丸山古墳と近い時代のものかもしれないという説もあるらしい。
だけど、素人の即席情報収集から推察しても、大森や丸山をはじめ、東京のあちこちの遺跡に注目して発掘してきた明治時代からの考古学者たちの発想力や執念、情熱、その研究の歴史やエピソードを知るにつけ、その偉大な功績には頭がさがるばかり。
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上から見ると、文化会館の裏がこんなふうに見える。
そういえば文化会館をこの方向から見たのも初めてかも。
いったい何十回、ここで仕事したんだよっ!
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旧因州池田屋敷表門黒門と桜。
桜、もうちょっとだな。

いつも通っている道も、昔のことを考えながら歩くと、目の前の風景や建物がCGのように一瞬にして縄文時代や江戸時代に変わるようで頭がクラクラしてくる。
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上野には古墳群のほかに貝塚もある。
「新坂貝塚」のあたりを歩いて鴬谷駅へ出て、上野台地の端っこと低地の段差を見下ろす。
そういえば、鴬谷から日暮里にかけて山手線車窓から見える墓地のあたりは子どもの頃からいつも何となくあそこに行ってみたいな〜と感じさせるところだったのだが、最近読んだ本であのあたりが天王寺貝塚だと知った。
う〜ん、今度行ってみよう。

いやいや、東京の遺跡、たくさんありすぎて大変だな(笑)。
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by saskia1217 | 2011-04-03 16:04 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)