好きな時代
2011年 01月 19日
あ〜っ!
だいすきな噴水池がっ!
現在、上野公園は場所をジリジリとずらしながら大規模改修中である。
上野公園の主役ともいえるこの池も、ある日突然こんな姿に。
水が抜かれ、重機でどんどん掘られている。
まるで発掘されてるみたい。
発掘といえば、小学生の頃わたしはずいぶん考古学者に憧れていた。
当時ものすごい「邪馬台国ブーム」が沸き起こっていて、そういうのにすぐ影響される私(苦笑)はすっかり卑弥呼と邪馬台国にハマって、小学生には到底理解できていなかったと思われる本を山ほど買い集め、複数の説で喧々囂々としてた「日本人はどこから来たのか論争」にいちいち熱くなっていた。
なので遺跡発掘現場なんかを見ると、自分もあの中に入ってスコップとか刷毛で作業してみたいと以前から思っていた。もちろん、あれは腰を痛めるし、かなりの重労働なのだけど。
主要な仕事は専門家が担当するのだが、聞いた話ではアルバイトやパートさんも多いらしい。
中学の修学旅行は、京都、明日香、奈良だった。
明日香村も奈良なのだが、なぜかコースが3つに分かれていて、帰京したあとの授業で「どこが一番印象に残ったか」の質問に「明日香村」と答えた超少数派の1人だった私。
奈良の大仏や京都の寺々にくらべると超地味な、飛鳥寺と飛鳥大仏がほんとうに気に入ってしまったのだ。石舞台の写真もいっぱい撮ったなあ。
日本史のなかで現代日本人が好きな時代といえば、たぶん戦国時代とか江戸時代とか・・あとは情緒のあるイメージの奈良、平安、あるいはいつでも根強い人気の幕末・・・そのあたりだと思う。
この旅行以来、私はやっぱりもっともっと古いほうに惹かれるのだなと再認識した気がする。
かといって、それほど知らないのだけれどね。
あれから明日香には行っていない。
また行こう。
ところで。
古代から現代に至る日本人の身長は段々高くなった、という漠然としたイメージに反して、縄文人は意外と背が高く(現代人と同じくらい?)、一番小柄だったのは江戸時代の人だった・・・
ということを、ごくごく最近知った。
自分の国の自分が生まれたところのことさえ、この有様。
人間、古代から今まできっとそんなに「進化」はしてないのかもしれないな。
東京離れてからまだちょっとしか経ってないつもりなのに、街の移り変わりを見ると月日の流れを実感させられます。。。
私も古代好きでした!!
地元に割と大規模な弥生時代の遺跡があって、そこの「弥生パーク」で小学生にしては異常なテンションの高さでした(笑)
しかし縄文人背が高かったのですね!!
やはり狩猟民族は西洋人しかり、背が高いものなのでしょうか。
という適当な推測。
顔のホリも縄文人は深かったんですよねー。
のっぺり顔の私は、「なんで縄文人のまま発達してくれなかったんだ日本人・・・」と恨めしく思ってました・・・。
HN、やはり万葉集でしたか・・。素敵です!
コースは分かれて訪れたわけではなかったですが、選択肢がそう分かれていたんですよね。なぜこの分け方?って思いましたけど(笑)。
じつは私も石舞台のそばでK先生に撮っていただいた写真、持っています。懐かしい・・・。
ゆりっぺさま
そうなんです、無惨です。
都美館も全面大改築中で1年間休館になってます。
公園中、重機の林です・・。
帰国される頃はすっかり美しくなっているかと・・。
お楽しみに〜。
なるほど〜、狩猟民族は体格や顔つきも違いそうですよね。
お米を作りはじめて体型も顔立ちも丸っこくなったのかも。
よく知りませんが。
彫りの深い人、やっぱり羨ましいですよね。
しばらくぶりで帰国すると自分の身長をあらためて自覚するし、景色が変わって見えますよ〜。
こちらもお楽しみに〜(笑)。