明日への記憶

もう1週間経ってしまったのだけど・・・初オンエアから。
エレカシの9月22日発売予定の新曲「明日への記憶」。

移動中の中央線の中で、iPodで聴いた瞬間の印象。
アルバム「町を見下ろす丘」(2006年)に入っているような空気!
「シグナル」と「絆」と・・・ん〜、なんか色々混じってるような。
それが曲の後半になると今までのどこにもなかったような色とリズム。
アレンジが壮大なこと(ストリングスをはじめ、フルートも入ってた?)も大きな要因なんだろうけどね。
6分というこの大曲も、最近の曲でよく思うことなんだけど、曲冒頭からは全くイメージできない展開の仕方をする。いい意味で裏切られるというか。
メジャーとマイナーとの間で揺れ動くのも、宮本さんの曲作りの特徴かもしれないですね。
そのゆらゆらした調の色の不安定さが、私はとっても好きなのですが。

後半でストリングスとフルートで執拗に繰り返される2つの音で作られたモティーフは「刻まれる時」だと勝手に確信。
そしてそれは、生きてきた、生きている、生きてゆく人間の心臓の鼓動でもある。
そんなことを思いつくまま聴いてる。

大人っぽい。
きっと先日ライブスタイルで撮影されたPVも、そんな雰囲気を意図してのことだったのかもしれませんね。そして、猛暑日の新宿の歩道橋での撮影は「駅への雑踏」のイメージ画になるのかなあ?
たのしみですね。

セピア色。
ひとことで言えば、そんな世界。
人生の半分を終え、もう半分に踏み出してゆく人間の強い生命力と、力に満たされた足どり。

悲しみ、むなしさ、あこがれ、嫉妬、無力さ・・・
そんな事ごとに押しつぶされそうになっていたこの一週間。
こんなにも最愛のエレカシの音にさえ、それを立て直してくれることを望むことすら出来なかった。
でも、そうじゃなかった。
信じられなかった一瞬にごめんなさい、そしてありがとう。

「この歳になって、最近は音楽をもっと信じられるようになった」
そんな宮本さんの言葉を思い出した。
そう、明日からまた、音楽を信じて、音楽を聴き、音楽を奏で、音楽の中にいよう。
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Commented by スノウ at 2010-08-23 11:07 x
「刻まれる時」=「鼓動」うーん!いいですね!
「明日への記憶」を聴いてから、仕事をしているときも歩いているときも、電車に乗っているときも、音が鳴っています。発売前に聴いた新曲の中でも強く自分の中に残っている曲。後半の歌詞がものすごく胸に迫ってきます。
ああ、エレカシだなぁ。

一緒に近々聴けるでしょうね、きっと!楽しみだ!

Commented by saskia1217 at 2010-08-23 21:18
はやく生で聴きたい!
あの壮大なストリングスはどうやってアレンジするのかなあ。
ドラムがものすごくかっこいい予感。

聴けば聴くほど、なんだかじわじわきますね。
私は発売前の「絆」を聴いたときの印象が強かったんですが、今回の曲はそれと違った「残り方」です。

わ〜ん、たのしみ〜。
by saskia1217 | 2010-08-22 23:45 | エレファントカシマシ | Comments(2)