蘇る人間ルター

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雨の日曜日、ペンテコステの午後。
晴海トリトンスクエアの第一生命ホールにて、宗研合唱団の演奏会。
だいたいにおいて、お天気の悪い日のコンサートはお客様の入りはあまりよくない。
が、昨日の客席はステージ上から見てもほぼ満員。
圧巻。

バッハのカンタータ37番、ト短調ミサ、モテット、カンタータ80番というプロは、量的にも精神的にもじつはかなりのボリューム。
魚介類のパスタ→白身魚のムニエル→ピザ→ビーフステーキ、って感じかなあ。
そう、ある意味「メインメイン・・・」て感覚です。
しかもオケ的にはいちばん体力や神経を使う80番が最後だったので、休憩後も全く気が抜けない。
そして通奏低音チームにとっては、コンティヌオのみのアリアがいくつかあったのも集中力の持続にちょっとした努力が要ったかも。
でも、1年間かけて全力で取り組んでこられた合唱団の熱意が、特に80番の力強い歌詞と音楽に後押しされて伝わってきたお陰で、こちらもまさに「悪魔に立ち向かうぞ〜」というパワー全開モードで演奏できた気がする。
バッハがすごいのは置いておくとして、やっぱりその向こうにルターのとてつもなく大きく強靭な精神がド〜ンと貫かれていて、演奏する人間もそれを聴く人間もそれに打ちのめされざるを得ないという展開。
今まで何度も経験して想定範囲内とはいえ、変わらぬその事実にあらためて脱帽。

考えてみたら、新しい第一生命ホールのステージで弾いたのは初めてだった。
お客としては時々足を運んでたのだが。
ちょうどいい塩梅の客席数に明るい照明、お客様とあまり遠すぎない暖かい距離感。
弾きやすいハコでした。
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by saskia1217 | 2010-05-24 17:53 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

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