三半規管

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ミューザ川崎にいくたびに、三半規管が弱い私は、客席を歩いてクラクラになる。
蝸牛の殻の中にいるようなあのグルグルはデザインとして美しいのだけど、歩く側はたまらない。
時々お年を召した方が右又は左に身体を傾けて客席通路を歩いていらっしゃるのを見ると、あそこで宇宙的体験をするのは(笑)やはり私だけではないんだと思う。
錦糸町のすみだトリフォニーの、ステージ両側から斜めに向かって下がってくる柱みたいなデザインは、突き刺さってきそうでもっとコワイけど。
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ここ川崎はオルガン席に行ったことはあったけど、ステージで弾くのは初めて。
リハのときより、お客様が入ったほうがこちら側としてはいい響き。
考えてみたら、今日弾いたヴィヴァルディ「四季」は今までの人生で一番多く弾いた通奏低音パートかもしれない。
イメージも、選ぶ音も、弾き方も、ずいぶん変わったものだなあと思う。

帰り道の大森あたり、京浜東北線の窓から、灰色の空をV字列になって飛ぶ鳥たちが急に目に飛び込んできた。
彼らの日常を見た気がして、突然「あ〜、生きてるなあ」と思った。
鳥も。自分も。
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by saskia1217 | 2010-03-06 22:53 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!
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