練習

e0081334_22204646.jpg

どんよりした低い灰色の空と冷たい小雨のなか、マフラーをぐるぐる巻きにして楽譜満タンのリュックを背負い、畑の中の道を歩いてオルガンの練習に向かう。
・・・という、ハンブルクでオルガンを勉強していた頃を思い出す、今日の習志野行き。
もともと寒いのは全く辛くないほうだが、ことオルガン練習となると、今日のようなシチュエーションが、より「オルガンを弾く」という気持ちに向かってのテンションが上がるのが不思議だ。

教会に着くすぐ手前に、こんな踏切がある。
前回初めてここを訪れてここを見た時、何とも言えない懐かしい気持ちになった。
なぜだか考えてみたら、もうずいぶん長いこと、こんなふうに警報機のついた地面にある踏切を見ていなかったのだ。自宅近くのJRも、実家の最寄りの私鉄駅沿線も、自分の教会近くの中央線の駅も、職場近くの山手線も・・・もうどこにも「踏切」はない。
(ちなみに「山手線に唯一残る踏切」は比較的近所なのだが・・)
写真を撮っていたら、カンカンと警報機が鳴って遮断機が降り、京成電車がゆっくりと通り過ぎていった。
その隣りには葱が植わった畑。
e0081334_2239113.jpg

教会の中は、お心遣いによって心地よく暖房で温められていて、そこが唯一ドイツと違うところ(笑)。
ありがたく、楽しく、気がつけば4時間ずっと弾き続けていた。
それでも一通り納得がいくまではいかず、時間切れ。残りのモヤモヤは次回の練習に。

1段鍵盤56キー、3ストップ。
会堂を揺るがすような大オルガンではないけれど、小さいオルガンほどその楽器の良さがよくわかるというもの。お披露目として、この小さな楽器が持っている出来うる限りの「ステキ」を皆さんにわかっていただけるよう、いろいろな国の、いろいろな時代の曲をコマコマと集めてみた。ちょうど、就職試験や入団試験で自分をめいっぱいアピールできるようにね。

この可愛い楽器のデビューは今月28日(日)。
午前10時15分からの礼拝が「奉献式」を兼ね、午後1時からのコンサートでは、カベソンからブラームス、大中寅二まで「色々な衣装を纏っての」お披露目となります。
入場無料、特に千葉方面の皆様、また都内からでも1時間以内ですので、ぜひお出かけくださいね。
教会へのアクセス、住所、プログラムなどの詳細は↑「コンサート情報」をご覧下さい。
e0081334_2342583.jpg

[PR]
Commented by morisia at 2010-02-18 00:49 x
初書きこみです。
先日はカンタータの演奏会にお越しいただきありがとうございました!
教会の地図を見たところ、この写真のあたり私もよく津田沼駅から歩きます!大通りにバスが通っているのですが節約のために(笑)

演奏会には予定が合わないのですが、今度のぞいてみようかな。
Commented by saskia1217 at 2010-02-18 02:16
morisiaさま
コメントありがとうございます!
演奏会お疲れさまでした〜。いい会でしたね。
この辺よくご存知なんですね。私は滅多に行ったことがなかった場所で、まだ京成の駅から教会までの道しか知りません。JRの方にいくと賑やかみたいですね。今度探検してみようかな。
あ、このオルガン、毎週礼拝に使われていますので、いつか覗きにいかれるといいかも!
Commented by mjfh0916 at 2010-02-19 22:48 x
お体の調子はいかがですか?
とってもかわいいオルガンなのですね。どんな音が出るのでしょうか。こんなかわいいオルガンなら近くで話をするみたいな声で歌うのかな?
すてきなところを分かってもらえるようにとおっしゃるaskia様が大好きです♪楽しみにしています。
Commented by saskia1217 at 2010-02-21 19:24
コメントありがとうございました。
そうですね、可愛いオルガンです。大きくはありませんが、遠くまでよく響きます。オルガンは楽器そのものだけでなく、設置されたお部屋やホールも楽器の一部なので、聞いて下さる方がそのただ中に包まれる形になります。それが他の楽器にはない素晴しいところですね。
by saskia1217 | 2010-02-16 23:04 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(4)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31