文学

Googleのトップは、時々突然にオツな絵柄になってみんなをビックリさせるけど。
さっき開いたら、後ろ姿のネコとその足跡、そしてその脇には頬杖をつく夏目漱石先生の姿が。
そうか〜、今日は夏目漱石のお誕生日だった。

子どものときから本を読むのはすごく好きだったのに、何故かごく最近まで日本文学にはトンと疎かった。
あまりにも西洋への憧れが強すぎたのだろう。
が、エレカシ宮本さんのおかげで、ここ半年くらいで永井荷風、太宰治、森鴎外、そして夏目漱石を今さらやっとほぼ読破。(でも、エレカシファンにはお馴染みの鴎外「渋江抽斎」は、難しすぎて頭に入らずただ読み通しただけでカラッポ状態・・・もう一度読まないとダメだ。この作品名が出てくる曲「歴史」は私がエレカシと出会った衝撃の1曲なのに・・・)
ハズカシイ話、所謂「名作」と言われてる有名な作品さえ、まったく読んでいなかったわけですよ。
あの「猫」でさえも、です。
このどうしようもない「偏り様」は歳をとっても治らないけど、まあ後から埋め合わせればいいか。

今読んでいるのは、太宰「グッド・バイ」2回目。
この一連の「日本文学の旅」が終わったら、ゲーテ「イタリア紀行」か「ヴィルヘルム・マイスター」の修行時代と遍歴時代を、新訳で読みかえそうかと思っている。
それとも、高校時代にフワフワしながら読んだプルーストの「失われた時をもとめて」の新訳にしようかなあ・・・

そんなことを考えながらテレビをつけたら、立松和平さんが急逝されたというニュース。
私にとっては作家というよりもテレビでレポートをされているイメージのほうが強い。
出身地が同じ宇都宮である私の父と同じイントネーションで話されるあの語り口には、いつもなんだか親近感を覚えていた。(父はまだ健在ですけどね)
あの楽しげな、そしてどこかおとぼけ感のあるお話がもう聞けないのは寂しい。
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by saskia1217 | 2010-02-09 22:24 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)