「マニアックな曲もたくさん用意してきたから」〜エレファントカシマシ日比谷野音ライブ第1日目〜

e0081334_145035.jpg

雨、雨、雨だ〜〜〜。
日比谷公園も冷たい雨。よりによって夕方からさらに強く。
野音前はカッパの大群。

霞ヶ関駅、地下の改札を抜けたところでもう「覚醒」が聴こえる。
わぉ。
隣りの建物の軒下で傘をしまってコートの上からすっぽりカッパを着込む。カッパのフードは聴覚の邪魔になるから嫌いだ。始まったら耳だけ出そう(笑)。すでに水たまりと化していた座席にそのままザップリと腰掛け開演を待つ。満員の客席のほぼ全員が白い半透明のフード付きなので、ざっと見渡すとちょっと何か薄ら寒い団体の集会みたいだ(笑)。

約3時間、全29曲。
宮本さんの声、今まで聴いた中で一番通っていてツヤがあったかも。雨のせいもあるかもしれないけど、十分に湿気を含んでいた感じの声。
最近の傾向なのか今日もやはりMCはごくごく少なめで、音楽がどっさり。
誠実に準備され誠実に歌われ、熱もあるのにしっとり聴かせる。
今日聴いていて何だかやっぱり、クラシックのコンサートの聴き方(聴かせ方)と全くおんなじ感覚だな〜と再認識。ご本人はそんな意識ないのかもしれないけど。

「今日は『マニアック』な曲もたくさん用意してきたから、みんな楽しんでくれ〜〜〜〜っ!」
って、始まってすぐのMCで(笑)。これだから野音はたまらない。
1曲目「夢のちまた」から始まって前半は「渋い」路線、だんだん最近のアルバムのものが混ざってきて・・・という印象。私の周囲の様子では、最近のアルバム2枚くらいのものをやると皆さん大変に湧いてたのだけど(特に「ハナウタ」が始まったら一気に喜びが会場に広がったのがビックリ)、「石橋叩いて八十年」とか「遁生」「いつものとおり」「季節はずれの男」あたりだと反応が静かだったですね。
個人的に歌ってくれて嬉しかったのは「俺の道」「遁生」「いつものとおり」「武蔵野」「君の面影だけ」(←最近「発掘された」曲で・・・とMC。バッハかよ!と1人突っ込んだ私だった・・・笑)「地元の朝」「シグナル」、アンコールでの「やさしさ」。

歌を聴きにきた人に、歌をどっさり聴かせる。
その一言に尽きる一夜。
「ロック歌手・・・いや最近はシンガーソングライターといってるんだけど」・・ってまた言ってましたね(笑)。
結局3時間雨に打たれていたのに「雨が降っていることに全く意識がなかった」という驚異の時空間。
コブシ振り上げても拍手しても踊っても、そりゃ〜もう自分1人分だけでもスゴイ水しぶきだったことは覚えてるのだけれど。

アンコール6曲終了後、雨の中立ち尽くしていつまでも拍手をやめないお客さんを出させるためだろう、メンバーが退場してすぐ客出しの音楽がかかったのが、ちょっと残念。
あんな時に聴きたくないよ、他の音は。アナウンスだけでいいのにね。

建物の軒下でカッパを脱ぎ、タオルで髪や手足を拭いて傘をさす。
駅に降りてゆくとそこでバッタリ、エレカシファンのヨガ友と遭遇。
胸いっぱいに溜まった「あ〜今日は○○で、××で・・・」を抱えた者どうし、渡りに船と(笑)温かい場所を求めて結局近くのアイリッシュパブへ。
そこで2時間息もつかずに話した話題はご想像にお任せ(爆)。

今日リハで聴こえてきていたアノ曲とかアノ曲とか、明日やってくれるかなあ。ふふふ。
sky is blue・・・には、ならないかあ。
宮本さんが歌うたびその口元が、そしてその歌詞を声を押し殺してなぞる自分の息も、白かった今宵。
e0081334_1372185.jpg

[PR]
by saskia1217 | 2009-10-25 01:39 | エレファントカシマシ | Comments(0)