スーパー

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午後スーパーに行ったら、まぐろの解体販売をしていた。
まぐろのなかでは小振りなのかもしれないが、やっぱり近くでみると、このゴロンとした量感はスゴイものがある。もうパンパン、まるまる。視覚だけでその弾力まで伝わるのは見事。
ものの5分で、哀れにも幾つものサクに変身してしまった。
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帰り際、レジ近くに小さな人垣ができていた。
水色のユニフォームに白いヘルメットをかぶった5〜6人もの屈強な救急隊員が丸く何かを囲んでいる。
中央に座っていたのは、小柄なおばあさんだった。どうやら店内で卒倒したらしく、救急車が呼ばれたものとみえる。
レジに並んでいる間、一部始終が目と耳に入ってきたのだが、おばあさんはどうしても病院に行くのは嫌だと言いはってストレッチャーに乗るのをガンとして拒否している模様。救急隊員とスーパーの男性店員さんが必死になだめながら説得を試みていた。
「おばあちゃん、このまま家に帰って誰かいるならいいけど、1人なんでしょ?もし急にまた悪くなったら困るから、心配だから、病院いってちょっと見てもらおう」
「いや、もう大丈夫だから、帰る」
「いま大丈夫でも、どこか悪いかもしれないから・・」
会計を済ませたので店を出てきたが、出入り口には白い救急車が横付けになっていた。
あのおばあちゃん、どうなったかなあ。
気になる。

スーパーで、コンビニで、カートをゆっくりと引きながらお買い物をしている、背中もかなり曲がって歩くのがとても大変そうなおばあさんをよく見かける。
ドラッグストアで膨大な種類のマスクを前に選択に困っているおばあさん、薬剤師さんを相手に延々と世間話を続けたそうにしているおばあさんにも会った。
そしてそれは、とても他人事には思えない。
もうほんのちょっと経ったら、私もすぐにその立場になるだろう。
買い物をする、料理をする、掃除をする、ご飯を食べる・・・生きていく断面の1つ1つが、段々と大きなことになっていく。すべてが段々ゆっくりになるに従って、その意味も段々と大事なことになっていく。
だからどんな年齢であっても、当たり前で些細なことをけっして無意識で通り過ぎることなく、丁寧に味わう。
それが素敵だと思う。
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by saskia1217 | 2009-09-29 22:45 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!
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