終夏

夏が終わりかけている。

昨日は地元の阿波踊り。
毎年のことでもはや珍しさは無いものの、やはり数日前から街で感じるワクワク感や、毎晩どこからともなく聞こえてくるお囃子のお稽古の音、当日の物々しい交通規制のざわつき・・・やっぱり見過ごすわけにはいかない。
買い物ついでに夕刻に少し見物。
まだ明るい時間なので、高校生や子供達の連が多い。
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ほど近い女子高の連。かけ声も可愛い。
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踊りもいいんだけれど、やっぱりお囃子が魅力的。
同じ編成、同じ音楽なのに、連によって盛り上がり方やリズムのバリエーションが違って面白い。
とにかくすごい迫力の音。
踊りが始まる前、踊り手さん達がまだ止まっている時間にお囃子だけが「これから始まるよ〜」って演奏するところのパフォーマンスが好きなので、いつも行列の出発点で聴き入ってしまう。
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太鼓ってほんとにスゴイ。
女性もがんばっていたけど、やっぱり大柄の男性が叩くと音が違う。
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男踊りをしている女性も素敵だが、女踊りを後ろから追いかけていくのも風流。
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地元ケーブル局も例年のように熱血収録中。
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暗くなってから踊りはどんどん盛り上がり、沿道はソースの匂いでいっぱいになり(笑)、見物客のビールの量もますます増えていく。
一夜だからこその、この熱気。
お祭りってやっぱり血が騒ぎますね。

熱い夜の翌朝。
ベランダに数日前から羽根を休めていたアブラゼミがついに昇天していた。
明らかに弱った状態で舞い込んできたので、そのままここで短い余生を送ってもらおうと、時々目をやっていたセミだ。
なが〜い地底生活の後の精一杯の短い夏。
キミの夏も終わったね。
夏の声をありがとう。

そして今日、カリッっとした青空に高層マンションがそびえる豊洲でまたオルガン。
ふと思ってかなり久しぶりに「翳りゆく部屋」を弾いたら、はからずもエレカシ好きのお友達が聴きにきてくれていて嬉しかった。
それと。
終演後、一度退場してから後片付けのために出て行くと、2〜3歳くらいの男の子がお母さんに抱っこされたまま、私を待っていてくれた。「かっこよかった」と私に伝えたかったと。
小さな小さな柔らかい手と握手して別れた。

カナカナが啼く夕刻はやっぱりいい。
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Commented by dec12_1992 at 2009-08-27 23:50 x
盆踊りの風景を拝見して、8月ももう終わりだなと感慨にふける時期。
暑い夏も蝉の鳴き声もいつかは終止符が打たれるのか。

豊洲での広沢さんのオルガンで「翳りゆく部屋」を聴いた時は、何か物思いに耽ってしまった・・・
何だろう。。
「別れ」、「運命」、「愛」、「遠ざけた」、「死」…
なる歌詞に出てくる言葉がオルガンの音色の上に、思い浮かんできてしまったのか・・・

8月27日(木)お仕事お休みだったので、久しぶりに広沢さんが演奏するオルガンを、今日は2回とも聴きました。
今後もオルガンの音色から浮かび上がってくる思いを胸に受け止めたいと。。。
Commented by スノウ at 2009-08-28 05:43 x
あんなに近い位置で聴けるものだと思わず、行ってびっくりしました。
パイプオルガンをホールの後ろでしか見たことがなかったもので…。身近に感じられていいですね。
昨日は選曲含め、贅沢な思いをさせていただきました。感想は顔に出ていたと思います(笑)
ありがとうございました。
by saskia1217 | 2009-08-27 19:57 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(2)