パンク

先日朝ごはんを食べながらラジオを聴いていたら、その番組のゲストが写真家のハービー山口さんだった。

写真家の方のお名前やそのお仕事などに私はまるっきり疎いのだが、ハービー山口さんは、デビューの頃からのエレカシのポートレートやCDジャケを長いこと撮影されており、その作品が私にはとても印象的だったので、そのお名前が意識にのぼることになった。
他にもあちこちで膨大な数のエレカシの写真は見てきたけれど、山口さんの撮られたエレカシの姿は、街や背景に溶け込みながらも写っているその人の体温というのだろうか、もちろん直接お会いしたこともお話したこともないアーティストなのに、その話し方や、声のトーンや、例えば音楽に対してどんな想いを持っているかとか、はたまた子供時代はどんな少年だったのか・・・などが瞬時にイメージできるような気がしたのだ。
その後、色々なミュージシャンのポートレートなども多く撮ってらっしゃることを知り他のお仕事も拝見したが、どれもとても感銘を受けた。

で、その山口さんがロンドンで生活されていた頃のお話。
地下鉄だったかの車内で偶然、ザ・クラッシュのメンバー(ジョー・ストラマーだったか?失念しました・・・)を見かけたので、意を決して「自分は写真家なのだが貴方の写真を撮らせてくれないか」と頼んだところ、快くOKしてくれたという。そして次の駅で降りて行くときに彼は山口さんにこう言ったそうだ。

「キミは写真家なんだろ?
だったら撮りたいと思うものは何でも撮れよ!
それが『パンク』だろ?」

いいなあ。
言ってる人が人なので、ものすごい説得力がある。
パンクってひとくちに言うのは簡単だけど、本物のパンクをやれている人はいったいどれだけいるだろう?
「かっこよく」なるのは、ほんとうに難しい。
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by saskia1217 | 2009-06-03 20:17 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

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