雨の原宿

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ノルウェー出身のチェンバリスト、シェティル・ハウグザンのコンサートに出かける。
午後になって雨が激しくなってきた。
会場は原宿、表参道からほど近い教会。

久しぶりの原宿。
とはいっても、CCレモンホールとかeggmanとか、仕事でNHKとか・・・だから、表参道方面は1年以上足を踏み入れていなかったかも。
駅の構内、改札付近から横断歩道まで、駅員や警備員が多い。
何事か!?
連休最終日で混むからなのか?
それにしても、表参道に入る角あたりはもう、傘をさしている状態では一歩も進まないという酷い混み様。
結構時間ギリギリだったので、出来るだけ人を追い越してみたが、向こうから怒濤のように流れてくる人の傘の先が顔に当たりそうになって怖いので、諦めておとなしく歩く。

夜帰宅して、なにげなくニュースをつけて知った。
「Forever21」
その「ファストファッション」の「オープンしたばっかりのお店」に、なんと整理券目当てに何百人も並んでいたらしい。あまりに混みすぎてケガ人も出て、救急車が来る騒ぎもあったとか・・・呆。

で、肝心のコンサート会場はそのちょうど裏手にある静かな教会。
警備員の声がとびかう行列の喧噪が嘘のようだ。
ハウグザン氏は少しだけ英語で解説をしながら、ジャーマンタイプの楽器で「トッカータ」を軸とした充実したプログラムを披露。
フレスコバルディ〜ブクステフーデ〜バッハ・・・という「トッカータ」の流れがはっきりとわかる、いいプロだった。雨のための湿気や、途中豪雨だったのかものすごい雨音などいくつかのハプニングはあったものの、休日の午後、適度に「広くない」空間でチェンバロをきくのはいいものだなと思った。
思えば原宿に来たことよりも、チェンバロのコンサートに出向いたことのほうが久しぶりだったかも(苦笑)。
お陰で何人かの懐かしい同業者、関係者と再会。

終演後、この数日コンクール(審査員として来日された)やワークショップでハウグザン氏と接した何人かの学生さんに混じって、ひとことふたことお話。
私がお会いしたのは93年のワルシャワ国際チェンバロコンクールの時だから、かなりかなり昔。
彼はワルシャワの話をよく覚えていらして「わ〜、16年も前だ〜〜」と大はしゃぎ(笑)。
なんか・・・
最近ほんとに様々な「ワープ」を経験する・・・・

帰路に着く前、学生さんたち3人とコーヒーを飲んで少しのんびり。
珈琲店の落ち着いた佇まいのインテリアは、ただでさえ重い腰をさらに重くした。

それにしても。
「日課」の優先順位を決めるのが至難のワザだ。
ヨガ、ギター、チェンバロ。
う〜ん。

明日はR大学にてゲストスピーカー。
ピアノを弾いて、ちょこっとお話。
世の中はもうウィークデー。
目覚めませう。
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by saskia1217 | 2009-05-06 23:41 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)