A線上のアリア☆チェンバロ奏者 廣澤麻美 公式ブログ  Asami Hirosawas Blog


今日もまた日が昇る・・出かけてゆこう!
by saskia1217
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ようこそ!

廣澤麻美公式ブログ「A線上のアリア」にお立ち寄りくださって、ありがとうございます!
日々の記事も随時アップしています。
「コンサートスケジュール」「チェンバロ教室のご案内」に続いて下へスクロールしていただくと、最新記事がご覧になれます。
よろしければ、ゆっくりしていってくださいね!
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# by saskia1217 | 2019-12-31 23:59 | Comments(0)

コンサート・スケジュール (12月19日更新)

現在、出演が決まっているコンサートスケジュールです。
各コンサートの詳細は随時補足、更新、またこの日程以降の情報も追ってアップしていきます!
お問い合わせはコメントにて随時承りますので、どうぞご遠慮なくメッセージをお送りください。
個人的メッセージ、個人情報を含む場合は必ず「非公開コメント」にチェックを入れて下さい。ブログ主である管理人のみが見られる状態になります。
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仏響コンサート〜声明と教会音楽の出会い〜 NEW!!
2018年2月16日(金)19時開演/18時20分開場
日本福音ルーテル東京教会
入場料/3000円(全席自由)※礼拝席が完売の場合、補助席(2500円)を販売します
    ベビールーム(室内にスピーカーはありません。未就学児と保護者2名、先着2組)3000円
お問い合わせ・チケット予約/功徳院03-3949-4600 2018年1月9日 9時より販売

<プログラム>
J.S.バッハ/我ら苦しみの極みにあるとき(オルガンソロ)
      カンタータ147番より コラール「イエスこそ我が喜び」
大中寅二/前奏曲(頌歌)(オルガンソロ)
高野山真言宗僧侶による祈りの法要
同・声明唱和
松島龍戒/四智梵語
般若心経
廣澤麻美・編/御詠歌「追弔和讃」
廣澤麻美/廻向(懺悔随喜)
ほか

声明・読経/松島龍戒(高野山真言宗功徳院東京別院・住職)
ヴァイオリン/池田梨枝子、佐藤奈美
ヴィオラ/羽藤尚子
チェロ/野津真亮
オルガン/廣澤麻美

※2014〜2017年にテレビ朝日で放送され、近年の「仏教ブーム/神社仏閣ブーム」の火付け役ともなった番組「お坊さんバラエティ〜ぶっちゃけ寺」。
その前身である深夜番組の頃から、私は大好きで欠かさず見ていました。
惜しまれながら番組が終わり、出演されていた何人かのお坊さんのSNSを引き続き読ませていただくうちに、ひょんなことからお知り合いになるご縁をいただいたのが高野山真言宗の松島龍戒さん。
主催される声明のコンサートに伺ったのが最初でしたが、伺ってみるとなんと、いつも散歩で通りかかるお寺のご住職でした(!)
それから2年、阿字観や写経、護摩法要など真言宗に触れる機会をいただくうちに、もともと音楽がお好きで仏教音楽の普及に力を入れておられる松島さんと「いつかなにかご一緒にやりましょう」という流れになり・・・
このたび、こんなコンサートをする運びとなりました。
私は仏教のことも、声明のこともよくわかりませんので、果たしてこれでいいのだろうか・・という部分もありますが、何せ初めての試み、多くの皆様に立ち会っていただき、楽しんでいただき、何かが伝わったらいいなと思っています。
半分「怖いもの見たさ」でもいいので(?!)ぜひぜひお出かけください!

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ッションハウス リンゴ企画 NEW!
近藤良平 神楽坂とさか計画「THE ORIGIN」
2018年2月17日(土)19時
18日(日)13時/17時
神楽坂・セッションハウス
入場料/前売一般3000円 前売学生(高校・大学・専門生)2500円 前売こども(4歳〜中学生)1500円

構成・演出・作曲・振付・出演/近藤良平
出演/柿崎麻莉子、山崎麻衣子、あきたけだ、池田仁徳、池田絵理、酒井大輝、下島礼紗、中川絢音ほか
作曲・ピアノ/廣澤麻美
ギターほか/石渕聡

★東京・春・音楽祭/ミュージアム・コンサート
「ブリューゲル展」記念コンサートvol.2 廣澤麻美チェンバロ・ヴァージナルコンサート
2018年3月24日(土)14時開演/13時30分開場
東京都美術館講堂
入場料/2100円
チケット一般発売 12月7日(木)10時
詳細・お問い合わせ・チケット購入は↓音楽祭公式サイトからどうぞ

<プログラム>
P. コルネット/第3旋法によるトッカータ
スザンネ・ファン・ソールトによる写本より/シャンパーニュ地方のブランル
アルマンド「ラ・ノネット」
                     ブラバントのロンドまたはブランル
レニングラード写本より/おかしなシモン
J.P.スヴェーリンク/天にまします我らの父よ
         わが青春はやがて終わり
         緑の菩提樹の下で
         涙のパヴァーヌ
半音階的ファンタジア
A.ファン・デン・ケルクホーフェン/フーガ
P.バステイン/組曲第2番

チェンバロ/ヴァージナル 廣澤麻美








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# by saskia1217 | 2019-12-31 23:58 | コンサート・スケジュール | Comments(71)

チェンバロ教室のご案内 (随時受付)

あなたもチェンバロを習いませんか?
チェンバロを弾いてみませんか!
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私が日々お仕事をしているなかで、とても大切な部分を占めるもののひとつ、それはレッスンです。現在おもに自宅で行っているレッスンには、受験生から趣味で弾かれる方まで、いろいろな生徒さんがいらしており、ソロ、また通奏低音をご指導しています。
「チェンバロ科を受験したい」また「ずっとチェンバロを弾いてみたかった」「いちどチェンバロのレッスンを受けてみたい」という方、私とご一緒に楽しくレッスンしませんか?
一年を通して、いつでも受付をしております。お問い合わせだけでも、どうぞお気軽に、ご遠慮なくどうぞ!

対象:
すべての方。年齢、経験を問いません。鍵盤楽器初心者も最初から丁寧にご指導いたします。「練習楽器がない」とご心配の方も、とりあえず始めてみませんか。追々、練習楽器の確保についてもご相談にのります。
音高、音大チェンバロ科受験生、入試で副科チェンバロや通奏低音がある受験生、急に本番でチェンバロを弾くことになり「とりあえずこの曲だけチェンバロで仕上げたい」というピアニストの方、ピアノも弾いたことがないがチェンバロをやってみたい、など、色々な方に対応いたします。
なお通奏低音だけのレッスンもいたします。

レッスンの場所:
都内、JRの駅からすぐ。楽器はフレンチタイプ2段を使用します。出張レッスンにも対応いたしますので、お気軽にご相談ください(会場費・楽器レンタル代・会場までの交通費などは別途ご負担をお願いいたします)。

レッスンの日程や時間:
原則として毎回、生徒さんのご都合と私の予定を合わせて決定します。平日や日中も可。また、期間限定でもお教えできます。

レッスン料:ワンレッスン制です。レベルに関わりなく、1回のレッスン料(約1時間)は一律にしています。なお、受験生や、ソロと通奏低音両方のレッスンを希望される方など、1時間を大幅に超える方については別のカテゴリーになります。金額についてはお問い合わせください。

レッスンご希望の方は、このブログのコメント欄に「チェンバロレッスン希望」のメッセージと、メールアドレスなど可能なご連絡先をご記入の上、必ず『非公開コメント』の欄にチェックを入れてご送信ください。折り返しこちらからご連絡させていただきます。
<重要なお願い>
こちらへのお問い合わせ、お申し込みの際にお知らせいただくご連絡先、メールアドレスなどはお間違えのないよう十分お確かめの上お書きください。特に「携帯のメールアドレス」をいただいた場合、こちらからの送信を受け付けずにメールが返ってきてしまい、連絡に行き違いが生じてレッスンが不可能になってしまったケースが多々ございます。こちらから差し上げるメールはフリーメイルになりますので、大変お手数ですがメール受信の設定をいまいちどご確認いただけますよう、お願い申し上げます。
殆どの場合、お問い合わせいただいた翌日、遅くとも2〜3日中にはお返事さしあげておりますので、万が一お返事が届かない場合は再度コメントくださいますよう、お願いいたします。
また、こちらからの情報を差し上げた後、レッスンをご希望にならない場合でも、どうぞご遠慮なくその旨はっきりとお知らせいただけますと幸いです。そのままお返事いただけませんと、上記のような事故の可能性もあり行き違いが生じますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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# by saskia1217 | 2019-12-31 23:57 | チェンバロ教室のご案内 | Comments(66)

とさかふたたび〜立ち返る原点

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「とさか」リハがゆっくり、でも密に動き出しました。
いつにもまして色とりどりのダンサーさんたち、すばらしいです!

「オリジン」=原点
いろいろな「根っこ」を探ります
音楽ももちろん
既製品は一切使いません
添加物、甘味料、着色料も禁止!

近藤さんはもちろん、わたしもです
あの時あの場所で聴いていただいたあの曲が
また聴けるかも!

さぁ…
タイヘンだぞぉ〜!😅

小さい会場ですので、ご予約はお早めにどうぞ😊

セッションハウス リンゴ企画
近藤良平 神楽坂とさか計画「THE ORIGIN」
2018年2月17日(土)19時
18日(日)13時/17時
神楽坂・セッションハウス
入場料/前売一般3000円 前売学生(高校・大学・専門生)2500円 前売こども(4歳〜中学生)1500円

構成・演出・作曲・振付・出演/近藤良平
出演/柿崎麻莉子、山崎麻衣子、あきたけだ、池田仁徳、池田絵理、酒井大輝、下島礼紗、中川絢音ほか
作曲・演奏/廣澤麻美
演奏/石渕聡
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# by saskia1217 | 2018-01-31 01:51 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

第一歩〜共に祈るチャレンジ

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声明と教会音楽が共に祈るコラボレーション「仏響コンサート」初リハ!

松島ご住職の作品、メンバーのヴァイオリニスト池田枝子さんのアレンジ、そして私の作品とアレンジ…
ご住職には図々しくも半ば強引にアレコレご提案させて頂くわ、今回初めてご一緒する弦の皆さんのお人柄と柔軟性にも大いに助けていただくわ…
とにかく音を出してみるまでは先が見えなかった内容なのでドキドキでしたが。

不安は一気に解消しました!
なかなか、いや、かなり良かったです(自画自賛…笑)
これに、当日はルーテル東京教会の熱血牧師、関野先生の祈りのメッセージが加わることを想像すると…
これはそうそう無い、得難い時間になる予感!
ほんと素晴らしい一夜になりそうなので、是非たくさんの方に立ち会い、目撃し、ともに分かち合っていただきたいです!

仏響コンサート〜声明と教会音楽の出会い〜
2018年2月16日(金)19時開演/18時20分開場
日本福音ルーテル東京教会
入場料:3,000円(礼拝席・全席自由)
チケット予約:功徳院 03-3949-4600(09:00〜17:00)
メール gen-bu@tera.or.jp
または私までFBメッセージでも承ります
    
詳細、公演パンフレット:http://www.tera.or.jp/archives/1212

公演紹介動画:https://youtu.be/hgJG2tO28YI

<プログラム>
J.S.バッハ/我ら苦しみの極みにあるとき(オルガンソロ)
カンタータ147番より コラール「イエスこそ我が喜び」
大中寅二/前奏曲(頌歌)(オルガンソロ)
高野山真言宗僧侶による祈りの法要
同・声明唱和
松島龍戒/四智梵語
般若心経
廣澤麻美・編曲/御詠歌「追弔和讃」
廣澤麻美/廻向(懺悔随喜)
ほか

<出演>
声明・読経/松島龍戒(高野山真言宗功徳院東京別院・住職)
ヴァイオリン/池田枝子、佐藤奈美
ヴィオラ/羽藤尚子
チェロ/野津真亮
オルガン/廣澤麻美


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# by saskia1217 | 2018-01-31 01:49 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

本当の強さ〜エレファントカシマシ新春コンサート2018 NHKホール〜

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大晦日には居ることが叶わなかったNHKホールへ。
3時間にわたるコンサートのトリプルアンコール、最後の一曲にまさかの・・・

「今宵の月のように」

この曲のわたし史上の最高をまた塗り替えてしまった。
きっとまたすぐに、次のベストを聴くことになるのだろうが。

エレカシ新春コンサート。
私にとって55回目のエレカシライブ、この超メジャー曲でコンサートを終えたことなんて今までなかった。
特に新春は「やわい」曲やったとしても必ず最後の最後は「男シリーズ」とかさ、「富士に太陽」的なゴリゴリで終えるのがお約束だったから。
紅白の時同様、いやそれ以上に丁寧に、一言一言いとおしむように、曲を終えるのが勿体ないように心を込めて、宮本さんはまるで3600人ひとりひとりに目の前で歌ってくれているようだった。
「今宵」って考えてみると本当に不思議な曲かもしれない。
やわらかい、心地よい、ポップ、「世間」にわかりやすい・・・なのに、しっかりと大地に足のついた、根のしっかりした太さ、強さ、逞しさがある。
紅白を受けての万感を持った、またそこに留まらず新たな未来を見据えての、敢えての決意の選曲・・・と私は受け取った。

この日はもう。
最初から最後まで、ただもう、宮本さんが幸せそうで幸せそうで。
それに尽きるコンサート。
会場中、宙を舞う埃さえもが幸福に満たされた3時間。

いつもより余計にクルクル旋回し
いつもより余計に1人でボケては自分でツッコみ自己解決(ちょっともうどこの芸人かと・・・)
いつもより余計に上下奥手前走り回り(珍しくワイヤレスマイクで丹下さんのおシゴトが楽に・・笑。そもそもNHKホールにはもうコードマイクなんて無いのかも・・・)
コンテンポラリーダンスにスカウトしたいくらいの、セッションハウスに呼びたいくらいの、いつもより多種多様なタコ踊り!

「今はここが真ん中さ」「新しい季節へキミと」「桜の花舞い上がる道を」「俺たちの明日」「真冬のロマンチック」
で新春を感じ

「今を歌え」→大宮よりさらにおっっそいテンポ、トミよく保つなあ・・・
「RESTART」「夢を追う旅人」
でしみじみと、今の自分と今のエレカシを噛み締め、

懐かしい「夢のかけら」「はじまりは今」でキュンとし…
(やっぱりいい『愛と夢』!)

MCが丁寧すぎて(笑)「うんうん、大丈夫、わかってるよ、それさっき言ってたよ」みたいにお客さんが微笑みながらブンブン頷いてるのも可笑しかったし。
「悲しみの果て」では「一度(レコード会社を)浪人して、その後『まんまと売れた』曲です」
「旅」で久々の「ギターーーー、オレ〜〜〜!」が聞けたり(何度きいてもオモシロイ)
最近お決まりの「みんなカワイイぜーーー!」を散々言った後に「だけどコンサートって・・・不思議なものですよね。だって『カワイイぜ』とか(自分で笑う)普段、絶対言わないでしょ、人に向かってさ」
「しぶやしぶやしぶやしぶやしぶやしぶやーーーーーーっっ!!!!!」連発事件
「昔の侍」が『東京の空』に入るはずだったけど結局佐久間さんとの仕事で『明日に向かって〜』に入ったこと、「東京の空」のトランペットの近藤等則さんにお願いしたくてしたくて頼み込んで「近藤さんて顔が怖い・・というか濃いんです」とか
「翳りゆく部屋」で「女性に畏怖の念を抱いていて、尊敬していて・・・あ、いや、今でも尊敬してますよ(アタフタ)」とか
「四月の風」イントロでギターのチューニングが狂ってた際に「昔若い頃、録音で自分のギターを『何でもっとレベル上げてくれないんだ!』って文句いったら『宮本さん・・・ええと、その、ギターはそれ以上大きくしたらちょっと・・(まずいです)』って言われちゃってさー、自分では上手いと思ってたの(笑)。それが今じゃあ、ねえ(やってればそれなりになるもんです)」とか・・・
オモシロイ瞬間はいっぱいありました。
ライブ恒例「ご当地ソング」・・渋谷の歌、も良かった!

「RAINBOW」から「ガストロンジャー」へのトミのドラムが凄くて、ほんとに凄くて思わず「トミすごい」と声に出して呟いてしまいました・・
この日は3階席だったのだけど、遠いほど、上に行けば行くほどドラムが見えるのは私は嬉しいな。

「奴隷天国」のとき、遠目ながら、ごくごく短髪になった宮本さんが客席のあちこちを指差しながら「そこの!・・・そこの!・・オメェだよ!・・・なに笑ってんだよ!なに頷いてんだよ!・・・そこの!!・・・オメェだよ、オメェ!」って睨んでるシーンに、それこそ昔の怖かった当時の恐ろしい形相でお客さんを怒鳴ってた青年が重なって見えた気がして。

アンコールの「ファイティングマン」からの「so many people」へのテッパンの盛り上がりも堪能。
からの・・・「今宵」

お友達の1人が、もう今は解散してしまったバンドのお話をしてくれたんだけれど。
彼女はそのバンドがそこそこ好きで、ライブも何度か聴きに行っていたのだけど、そして歌もいいし、ステージも好きだったけれど、結局やる曲やる曲全部が暗くて、どこまで行っても明るくならない、バンドが時を重ねてもそれが変わらなかったので、聴かなくなってしまったそうだ。
そしてそのバンドは、解散してしまった。
だから、ではないかもしれないけど、人は音楽に、コンサートに、やっぱり希望を求めているんだよね。
暗さ、辛さ、悲しさ、憂鬱・・を共有、わかり合えるためには、その先に光が無いと。
光があるってことを、ステージに乗ってる人が身をもって表してくれないと。

楽しいことより悲しいことの方が増えてゆく年齢、おそらくは同じ悲しみを経験しているはずの宮本さんが、満面の笑みと身体中で言う。
「今51歳。61歳、71歳で自分が、バンドが何を出来ているか、新しいことをしているか、楽しみで仕方がない!
これから先、楽しく素晴らしいことしか想像できない」

なんて強い人なんだろう、と思う。
私もあんなふうに強くなりたい。
ポジティブなんていうコトバとは一線を画すその揺るがない背中は、大ホールの中央で精一杯うごめく小柄で華奢な姿の何百倍も大きく、頼り甲斐のあるリーダーのものだった。
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# by saskia1217 | 2018-01-16 19:50 | エレファントカシマシ | Comments(0)

恩師

私には、今の私を作ってくださった、私の人生の道をつけてくださった恩師が何人かあります。

原田茂生先生。
二つめの大学で、専攻のチェンバロより夢中で取り組んだドイツリートを卒業後もずっとご指導いただき、若造の私をステージにもお誘いくださいました。
ヴォルフのスペイン歌曲集、楽しかった…
身に余る共演に緊張して舞台袖までメイク用のヘアクリップ付けっ放しだったのを、笑いながら教えてくださったなぁ…

DAADのドイツ留学試験の際には、たくさんのアドバイスと励ましをいただきました。
無事合格したものの初めての外国行きだった私を
「大丈夫じゃー、あんたは北極でも南極でもやっていけるっ!」と豪快に笑って送り出してくださった先生。
DAAD大先輩でいらした先生が、留学説明会での昼食のテーブルで、ブレートヒェンにナイフを入れながら
「ドイツではこうやって横に切って食べるんじゃ!懐かしいなぁ…」と目を細めていらしたっけ。
先生がいらっしゃらなかったら、私はドイツに行けていなかった…

芸大学部長をされていたときは、全身を黒革のツナギでキメた先生が大きな真っ黒なバイクで、あの煉瓦色の校門を颯爽と飛ばしてこられるお姿も脳裏に焼き付いています。

先生が育ててこられた素晴らしい歌手は数えきれないほどいらっしゃいますが、
声楽科学生でない私のような者にも本当に惜しみなく、音楽への愛とエネルギーを全身全霊で伝えてくださった方でした。

決して焦らず、慌てず、押し付けず、
そして何よりも、本当にいつも
楽しく明るく
ノンビリと。

先生にお会いできて本当に幸せでした。
合掌。

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# by saskia1217 | 2017-12-22 01:30 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

笑いにはかなわない

昨日、師走初日。
お誘いいただき、ディケンズの「クリスマスキャロル」を下敷きにした「音楽狂言〜寿来爺」を観た。

東中野の梅若能楽堂は初めて訪ねたが、年輪を感じる古い作りは落ち着きがあっていい。ロビーにたくさん置かれた椅子も、ほぼ「アンティーク」のような佇まい。
ただ昔の建物の常で客席がとても狭く隣の方と肩や腕がくっついてしまうほど。
外国人や男性の方にはかなり辛い…

寿来爺(スクルージ)の善竹十郎さん。
舞台を拝見するたびにいつも感銘を受けること…そこに立っていらっしゃるだけで、見ている方に自然と笑みが浮かぶ。
お顔だけ、仕草だけ、歩くだけで、その手先のちょっとした動きだけで、気がつくとこちらがニヤニヤしている。
もちろんご本人はただ立っているだけであるわけはなく、熟練の末のお姿なのだろう。
同じ体型、体勢の同一人物なのに、冒頭は守銭奴の憎たらしさや醜さ意地悪さ、物語が進むに従って時には可愛そうに、またかわいく、いじらしく見えてくる。
少しずつ改心してゆく心の動きが見える。

前半は楽器だけのコンサートで、この編成にアレンジされたグリーク、ショスタコーヴィッチ、ストラヴィンスキーが演奏された。
能舞台で西洋楽器やっぱりきついのかなと思ったら、弦楽器はやはり通りにくい。
今回はアコーディオンが入っていたので、さすがその貫くリードの音は比較的届きやすい。
アコーディオンて生で聴くチャンスがあまり無いのだけど、特徴あるヴィブラートのような単旋律がほんとにうつくしくて惚れ惚れする。

休憩挟んでいよいよ狂言。
じつは善竹家のご兄弟、富太郎さんと今回ご出演の大二郎さんは、数年前の「バロックオペラin能楽堂」の素晴らしいコラボレーションでご一緒して以来のお知り合い。
国内での初演から、大成功だったスイス、フランス公演まで喜びと苦労もご一緒したご縁で、その後も時々御一家御一門の舞台をたのしく拝見している次第。
で、この作品、なんと我々のスイス公演を観た現地の作曲家が触発されて書いたそうだ。

能舞台と言うことであえて大きな鍵盤楽器ではなくアコーディオンにしたんだろうか。
狂言という何処か滑稽さも哀愁も兼ね備える場所に、同じ特性を持つアコーディオンの音はとても合っている気がする。
今回は前半からずっとだったからかもしれないけれど、この3つの楽器のみで一晩聞かせるのは(響きのこともあり)なかなか難しいなぁとも感じた。

狂言は静かなだけではなく激しい部分も多く個人的には動の要素も強いイメージだけれど、この「寿来爺」に関して言えば音楽が、作品そのものもダイナミックスの面でも割合ずっと静かなままだったので幾分単調で間延びして感じてしまうところもあったり。
狂言の動きとしてはたぶん普通だったと思うけれど、音楽のレベル(量的な)がそれより下だった気がした。
狂言の声をかき消さないように演奏しなければいけないと言う配慮も難しいところだったろうし(でも実は狂言の役者の方の声はそんなに弱いものではないのでそこまで気を使わなくてもいいような気がする)…
楽器が休んで声だけになる部分があまりなくほとんどが被っていたので、音楽の分量がもっと少なくても良いのではないかなーなんて勝手なことを思ったり。
あくまでも「音楽狂言」だから、あれでよいのかもしれないですね。

現代音楽とはいえ、想像していたような無調で即興的なものではなく、ほぼ全部が調性音楽で、物語やクリスマスキャロルの時期を醸し出す暖かい雰囲気にはなっていたと思う。
(寿来爺がハッピーになる場面のテーマに「In dulci jubilo」に似たパッセージがある?と思ったのは私だけ?😎)
あまり緊張感やドラマ性を求めるものでもないのかなー…お能と違って、悲劇でも全くのシリアスになりきらない狂言だからね。

大二郎さんが演じた3人の精はそれぞれのキャラクターが違って楽しめた。
漆黒を纏った最後の精霊は無言で動作が少ないなだけに不気味でよかったー!

寿来爺が捌けるとき
「アベマリアアベマリア」とぶつぶつ言ってたのがおかしかったなー!

最初から各場面で笑いが起こり、最後にはみんなが笑顔でニコニコ見ていたのが印象的。
最後に寿来爺(=サンタ「クロース」)がプレゼントを投げる仕草で、客席に向かって投げる時にみんなが反射的に手を出して受け取るレスポンスをしたのが興味深かった。
人を空想のなかに引っ張り込む狂言と狂言師の力を見た気がした。

いろんな可能性やいろんな課題を感じられた公演。
最後には結局「狂言てハッピーになるなぁ」
だれもが帰り道に必ず幸せで帰れるってすごいことだよね!

前回拝見できなかったので、再演をみせていただけて良かった!
お誘いありがとうございました。
狂言やお能との共同作業、またやりたいなぁ!
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# by saskia1217 | 2017-12-03 20:58 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

武蔵国の神さま

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武蔵国一宮である大宮氷川神社を訪ねるのは、エレカシの大宮コンサートの日以上に相応しい機会はない!と思っていた。
武蔵国、武蔵野、埼玉と東京をこよなく愛すロックバンド…を聴く前の午後、素晴らしい晴天に大きな鳥居をくぐる。
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子供の頃から地元のいろんな氷川神社にお参りしていた身としては、ずっと訪ねたかったこの総本社。
さすがに参道からしてダイナミック。
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御祭神3柱の1柱、須佐之男命繋がりの珍しい神様をお祀りした摂末社にも興味津々!
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境内奥の竜神の泉や、美しい池に浮かぶお社の宗像三女神、お酒の神様松尾大社、いつものお稲荷さん…
歩いているだけで身体中が澄んでくるような気がする。
空気…こういうところに時々来るのって大事だね。
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真紅の楓、淡い黄色の蔦…池に映えてきれい。
御神籤は吉。
静かに温まった心と、シャキッとした励ましに背筋をピンとさせて、コンサート会場に向かうことができました。
この日のコンサート成功祈願も見事に届き、神様にも感謝!
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# by saskia1217 | 2017-11-24 17:48 | 感じろ、考えろ、思え! | Comments(0)

彼らが今、手にしたもの〜エレファントカシマシ全国ツァー@大宮ソニックシティ〜

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ロビーには大晦日の国民的歌合戦出場を祝う「紅白」の花。
ソールドアウトの入場待ちの行列。
エレカシ全国ツァー@大宮ソニックシティ。

紅白初出場が公式発表されてから初めての週末、昨日は群馬公演、そして今日が大宮。
まだまだその熱は冷めず、会場は今までとどこか違う熱気が漂う。
喜び、期待、祝福、興奮、感慨。

時間キッカリ、ステージには宮本さんを先頭にメンバーとサポートのお二人が姿を現す。
異常な拍手。ずっとずっと止まらない。
宮本さんの耳の病気のための活動休止が明けた、初めての野音「復活の野音」の時のオープニングもそうだった。
あのときの拍手は限りなく温かく穏やかでしっとりしていた。
今日の拍手は熱狂の音。
拍手の音だけで「オメデトウ」が響き渡っていた。
ホントはのっけから「オメデトウ」コールをしたくてしたくてウズウズしていたが、言われたくない時間もあるだろうし、空気読むのが難しい(笑)・・・と、たぶんお客全員が思っていたんだろうな。
数曲済んでからやっと、ご本人の口から「あーこんなこと自分から言うことじゃないんだけど」と報告。
「待て」を解かれた犬みたいに、皆思う存分、祝福。
嬉しくて嬉しくて、「どうすりゃいいんだ」って言いたいのはこっちのほうで。
嬉しいよ、泣きたいほど。
「大晦日は家族で紅白を見て、ゆく年来る年を見て、その日だけは夜更かししてよくて、年が明けてお年玉もらって・・っていう昭和のね、お正月の風景だったんですよ」
まさに。
まさに私の心象風景でもある。

4曲目「ハロー人生」で宮本さんの左耳に直でガナッた石森さんに驚いて即刻叱りつける歌係。
シュンとする石くんは見慣れているけど、この日はかなり後まで文句いってたなあ。
耳、コワイから、本当。
治ったといっても、きっとずうっと気をつけて、怖い思いもしているんでしょうね。
何事もなく、何十年も歌ってほしい。

「初めて来た人にもわかるように」というこのツアーのコンセプトに則ってるレコード解説みたいなMCは、八王子の時よりもっともっと丁寧になってて、学校の先生みたいだったぞ。

カウベルの音がいつもと違ってたから変えたの?の「デーデ」
ギター1本、一節歌い上げてから、が最近のトレンド「今宵の月のように」
すっごい疾走感の「戦う男」
「いつの頃から(サビで手を振るのが)自然発生して、でも俺がやんないから左から右からが錯綜してる」とお客にプレッシャーをかける「風に吹かれて」

遅い曲の「ゆったり度」がまたまた増してて、どれもたっぷり。
限界ギリギリまでテンポ落とした「翳りゆく部屋」はいつもよりずっと一言一言を噛んで含めるような、舞台俳優のセリフのような。
生で聴くのが楽しみで仕方なかった、だいすきなだいすきな「今を歌え」は、ドラムの休符がこれ以上持たないよってくらい際どい遅さで。
♪何度も何度も生まれ変わって♪きた・・・宮本さん、エレカシ、そして私。
泣かせるなよな、ほんと。

やさしく、メロウで、懐かしい空気の前半に、メリメリと激しさが混じって来るプログラミング。
凄みのあるイントロが付いた「3210」は圧巻。あんなの聴いたことなかったよ。
「RAINBOW」「ガストロンジャー」を聴きながら、紅白でこんなん歌ったらどうよ!なんて思ってみたり。
でも、爽やかに温かい「風と共に」で、やっぱり今のエレカシはコレかな、と思ったり。

「また出てくるからね」と何度も何度も言ってから(大丈夫です、帰らないから・・・笑)ハケて、第2部へ。
もうひとつの真骨頂、ゴリンゴリンの音の爆発が始まる。
「ズレてるほうがいい」「奴隷天国」「コールアンドレスポンス」「生命賛歌」と止まらない、魔物のような声。
「聴かせるバラード」に、もう一つのこの日一番の圧巻はここの流れ。
ライブ開始直後は「ちょっと疲れてる声?」だったのが、予想通りの大復活・・・どころか、最後に向かって拍車がかかって良い声に。
なんなんだろう、あの喉は。
そう、そして「生命賛歌」を聴きながら、さっき『翳りゆく部屋』で囁き声出してた人と同一人物だってことを、身震いしながら噛み締めていた。

この日の私のベスト。
「翳りゆく部屋」「今を歌え」「風と共に」「ズレてる」から「RESTART」までの怒濤。

すっかり、ひと頃の「俺たちの明日」ポジションになりつつある「夢を追う旅人」から最高潮に、いつもの「ファイティングマン」へ傾れ込む。
いつものアンコール「待つ男」の、頑なにラストまで一色のみの血のような深紅の照明を身に纏った「歌係」は、この日も最後の一滴まで絞り出して、ステージを去って行った。

「また会おう」が、再び当たり前になった今日に。
来年春までに、ハレのテレビで、輝かしいホールで、どでかいアリーナで、あと何回も、こんなに「また会える」ことが夢のようなことなんだとハッと気づいて背筋がピンとした、さいたまの夜。

暗いもの、重いもの、汚いもの、悲しいもの、憂鬱なもの…
そんなものが全て吹っ切れて、軽く輝かしくなった宮本さんがいた気がした。
だから私たちも軽くなれた。
強くなれた。

宮本さんの耳の病気から紅白出場までの絵に描いたような復活劇もまた、けして平易なものではなかったはずだけれど、彼らがいま手に入れた宝物は、全てそれまでの彼らの道のりの開花、ただただ花であり実であるだけ。

最高のライブ。
一緒に、全ての悲しみを越えて。
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# by saskia1217 | 2017-11-20 22:29 | エレファントカシマシ | Comments(2)
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